2009.07.11

日米核密約の合意文書は外務省に存在していた

 安保改定時に、核兵器を積込む米艦船の日本への寄港を、日米安保条約上必要とされる事前協議なしに認める「日米核密約」について、村田元外務事務次官が、日本語の次官用引き継ぎ資料として、その存在を証言していたが、それに加えて11日、元外務省幹部が、密約の合意文書自体がかつて外務省内に保管されていたことを明らかにした。
 文書はアメリカ局(現北米局)と条約局(現国際法局)に分散して保管され、限られた幹部だけが内容を把握していたが、01年ごろ情報公開法の施行に合わせ、外務省幹部が「廃棄指示」したとのことで存在も危ぶまれている。
 河野衆院外務委員長は、京都市で村田元次官らと面会した結果、密約はあったと判断し、従来の政府答弁の変更を政府に求める意向を明らかにした。国権の最高機関である国会としては当然のことと思われる。
 民主党は政権交代すれば、密約を含め徹底的に情報公開するとしているので、廃棄の可能性も含めて関係先を調査し、主権者が選んだ国会で核密約についてその存在を明らかにするべき。民主党には薬害エイズ問題で、厚生省の官僚が無いと主張していた行政の明白な過ちを証明する「郡司ファイル」を発見させた「イラ菅」こと菅直人元厚生大臣がおり、先例を参考にしながら外務省内外を洗い出ししてほしい。それだけでも政権交代の意義が見つけられる。
 国民には知る権利があり、政府には説明責任がある。主権者である国民に重大な事実を隠蔽し続け、あまつさえ証拠隠滅を図るのは言語道断。国民に内緒で政府が暴走した敗戦以前の苦い経験を思い返すべきと思われる。このままでは、非核3原則は通用しないこと明白。
Mas090711


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2009.07.09

サンデー毎日の「大勲位VSプリンス」対談

 7月7日発売のサンデー毎日7月19日号に、「不破・中曽根対談」が掲載される情報があったので書店で買い求めるか、立ち読みで済ませるか思案していたが、8日に図書館へ出かけた際に読んでしまった。ネットではこのサイトあたりが詳しい。
◆『サンデー毎日』の不破・中曽根対談ー日米核密約の真相ー  
◆「世紀の顔合わせ」不破・中曽根対談  
◆日米核密約の真相  
 オバマ書簡については、中曽根「なかなか鋭敏」不破「ていねいな反応に驚く」。そのあとに「しかし対日政策、イラク、アフガンなどからアメリカ帝国主義」と続く。
 司会の「北朝鮮は社会主義を目指す国では?」に答えて、不破「北朝鮮はマルクスを捨てた。世襲制が具体例」とした。ズバリだねぇ。
 最も白熱したのは日米核密約だった。不破「密約は見ていないのですか」(会議室が緊張したと後書にあった)。中曽根「それは見たことがない」と答えたが、告白した事務次官もペーパーは外務省にあり、首相や大臣には報告することにしている。正確には大勲位(中曽根元首相)は見ていないが知っていると考えるべきではないだろうか。
 密約以降、首相経験者は23人、外相34人。知っていた首相は5人、外相は6人。不破「それ以外は怒るべき」としたが、中曽根「後継内閣が覆すのは政治道義上、政治運用上やらない」と答えている。熟知した者の弁解以外の何者でもない。なにしろ大勲位で、5年も在位していたのだから。
Mas090709


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2009.07.07

静岡県知事選結果は政権与党にレッドカード

 7月5日に行われた静岡県知事選は、前静岡文化芸術大学長の川勝候補(民主、社民、国民推薦)が、静岡県の副知事で自民・公明推薦の坂本候補を破り初当選した。
 選挙結果は次のとおりであるが、これで、来るべき衆院選を占う重要地方選挙で、政権与党は名古屋・さいたま・千葉市長選に続き静岡県知事選まで4連敗し、国政での政権交代は濃厚になった。
◆知事選開票結果(選管最終発表)
当 728,706 川勝平太  (民社国推薦)
  713,654 坂本由紀子 (自公推薦)
  332,952 海野徹   (元民主参院議員)
   65,669 平野定義  (共新)
 得票率では、0.8%の僅差(39.6%VS38.8%)となっているが、3位に民主系が立候補しており、本来ならば、「民主共倒れ、自公漁夫の利」となるべきところである。さらに4位には反自公が鮮明な共産が位置し、3者で6割を越える。静岡県で政権与党が4割を切るのは、地殻変動にも近いのではないだろうか。
 この結果を「僅差だ、よく健闘」と評価するのは、例によって判断力のなさではないだろうか。この傾向が都議選に続いても「あれは地方選」となり、自らは「解散総理」として選出されたのにサミットに行きたいばっかりに、解散も打てなくなるような気がする。
Mas090707


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2009.07.06

自民・民主両党の献金疑惑を究明してもらいたい

 5日に行われた静岡県知事選で、自公推薦の候補が敗北し、衆院解散の好条件を獲得するため政府与党は東京都議選(12日)に最後の望みをかけることになった。あとは民主の敵失に期待を寄せて、目下のところ鳩山代表の「故人献金」問題に切り込んでいる(世論調査では2%ポイントぐらい失地を回復した)。
 とはいえ、自民党にも与謝野財務相の迂回献金疑惑があり、西松マネーに関して小沢元代表を攻撃しても、二階経産相にも同様の違法献金疑惑があるので、なかなか疑惑解明には至らない。この4者とも説明責任は全く果たしていない。ここは国会全体で疑惑解明に集中的に取り組んでほしい。解散も近づき不透明なまま選挙となると国民が一番困るのではないか。
 鳩山代表の「故人献金」では、秘書が個人献金を大きく見せようとして偽装したとの説明になっているが、もともと個人献金はダントツに多いのになぜそんなことをするのか、ホントに個人預金を取り崩しているのか。故人献金については、鳩山代表本人からの借入金で修正したようだが、なぜそれを最初からしなかったのだろうか。まだ疑惑が残る。本日のネットニュースでは、選挙地盤の北海道でも事務所疑惑があるようだ。
 セコイ考えだが、鳩山代表に個人献金の名義貸しをして、実質は本人口座で賄ってもらい、献金の領収書だけ名義貸しの代償として受け取る。そして確定申告で政党寄付(政治献金)として控除を受けるのはどうだろうか。税務事務は不詳だがちょっとしたアイデァではないだろうか。
Mas090706


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2009.06.28

マイケル・ジャクソンの急死と「We Are The World」

 6月25日、米ポップ歌手マイケル・ジャクソンが急死。オバマ米大統領は26日、「たぐいまれな歌手だった」と述べた。死因が事故死か自殺かなど究明が急がれており、遺体解剖が行われている。
 80年代の輝かしいポップスターであったが、近年はスキャンダルだけが先行している。ヒット曲は多数ある中で、アフリカの貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソング「We Are The World」は、ポップスのベストヒットで記憶に残る。
 所蔵のDVDの中に同曲があったので、追悼の気持ちをこめて閲覧した。整形以前の若々しいマイケルが躍動していた。ほかにも懐かしい顔ぶれの出演者が多数。この曲の作詞作曲は、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン、プロデュースはクインシー・ジョーンズ。急死以後、CDの売り上げも伸びているらしい。
 <参加しているアーティストたち>
 アル・ジャロウ/ウィリー・ネルソン/ウェイロン・ジェニングス
 キム・カーンズ/クインシー・ジョーンズ/ケニー・ロギンス
 ケニー・ロジャース/ジェフリー・オズボーン/ジェームス・イングラム
 ジャッキー・ジャクソン/シンディ・ローパー/シーラ・E/
 スティーヴィー・ワンダー/スティーブ・ペリー/スモーキー・ロビンソン
 ダイアナ・ロス/ダリル・ホール/ジョン・オーツ/ダン・エイクロイド
 ディオンヌ・ワーウィック/ティト・ジャクソン/ティナ・ターナー
 ハリー・ベラフォンテ/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース/ビリー・ジョエル
 ブルース・スプリングスティーン/ベット・ミドラー/ポインター・シスターズ
 ボブ・ゲルドフ/ボブ・ディラン/ポール・サイモン/マイケル・ジャクソン
 マーロン・ジャクソン/ライオネル・リッチー/ラトーヤ・ジャクソン
 ランディ・ジャクソン/リンジー・バッキンガム/レイ・チャールズ
 ユーチューブに動画があったので貼り付けておく。亡くなった人も多い。
 ヒット曲「スリラー」はここをクリック。

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2009.06.25

羽生名人は名人位を防衛、本年は「竜王」の再奪取を!

 24日、将棋名人戦7番勝負の第7局は、羽生名人が挑戦者の郷田九段を下し、シリーズ成績4勝3敗で名人位を防衛した。ここで再度の全制覇7冠王を期待したいところだが、本年度中は無理(王位戦の挑戦権獲得なし)であるため。今年は秋の竜王戦でカムバックして、「永世竜王」の称号を獲得してほしい。そうするとまた、前人未踏の全7タイトルでの「永世称号」ホルダーになる(永世称号には種々ルールがあるみたい)。
 そのほか、「王座」タイトルは、連覇記録更新中なので、これまた前人未踏の18連覇を期待する。棋士は40歳がピークと聞く、それ以降は、時々タイトル保持者にはなるだろうけど、もう7冠王を期待しないことにしよう。
 自分は、将棋の駒の進め方を知っているぐらいだが、羽生名人を近所で時々見かけるので、隠れファンを自認している。
    タイトル保持者   羽生の永世称号  
竜王戦 <渡辺>     ----
名人戦 羽生        永世名人
棋聖戦 羽生        永世棋聖
王位戦 <深浦>     永世王位
王座戦 羽生        名誉王座
棋王戦 <久保>     永世棋王
王将戦 羽生        永世王将
 ↑タイトル戦の値打ちは賞金金額の規模で、このランキングらしい。
 年度間のタイトル戦は、名人戦(4月)、棋聖、王位、王座、竜王、王将、棋王戦(3月)の順。
Mas090625


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2009.06.21

縁起でもない「惜敗を期して」

 漢字の誤読や言葉の言い間違いで注目を集める麻生首相は、20日、都議選で文京区から出馬する自民党候補の応援演説に出向いた。演説では都議候補を「前回惜敗を喫した」と紹介(このため23区で自民唯一の空白区)、挨拶の最後で「今回必勝を期して」と言うべきところをなぜか「惜敗を期して」になってしまった。同席していた深谷元通産相がすかさず「必勝」と指摘。首相はしどろもどろになりながら「再び勝って、必勝。大いなる力が発揮できるよう、お願い申し上げます」と結んだ。
 17日の党首討論で、北朝鮮の再核実験を受けて行ったオバマ米大統領との電話会談について、誤って「ブッシュ大統領に電話した」と述べた。これについては誰も耳打ちしなかったそうだ。速記議事録はどう表記したのだろうか。民主党代表が「辞めた大統領に電話してどうする気だ」ぐらい、皮肉ってもよかったのではないだろうか。盟友米国大統領の名前さえトチるのはどうかと思うのは大方の感覚である。特に電話した相手を取り違えるのは、相当の経年劣化というべき。
 外国名はなかなか難しく、ブッシュ大統領自身も監獄名を間違えたとか。日本の首相名ではコイズミ以外は1年毎に交代するので「さきの首相」「いまの首相」で済ませたと聞く。自分にしても「ホメイニ師」「ハメネイ師」の区別がやっとできるようになった。
 そんな話をしていたら、細君の曰く。サッカーの武田修宏元選手が、居酒屋か何かで品書きを見て「 技豆( ワザマメ)」と注文した。それを帰化したラモス元選手に「枝豆だ」と叱られたとか。これに勝るものなしという。子供のころからサッカー漬けだったんだろうなあと思案する。このごろはサッカー解説のほかに、クイズ番組でナントカキャラを担当している。
 麻生首相と武田元選手の共通点は、洋服等に高価なものを着けていることである。武田元選手の靴は相当なものと聞く(独身だしなぁ)。せめてもの装身具ということかも。
Mas090621


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2009.06.17

足利事件・飯塚事件・福岡事件と冤罪が言及される中で裁判員通知が届く

 17日、東京地裁は全国初の裁判員裁判になる見通しの裁判員候補者あての呼び出し状を発送した。届いた候補者は8月3日の初公判当日に呼び出される。
 同日、「足利事件」で栃木県警本部長は組織を代表して、冤罪から釈放された菅家利和さんに謝罪した。こうした中、足利事件と同じ検査法のDNA型鑑定が実施された92年の「飯塚事件」があり、この事件の場合は、死刑が確定して昨年10月に執行されている。
 いささか古くなるが、「福岡事件」なる冤罪事件があって、2名の死刑が確定した。射殺を認めた模範囚は、減刑から高齢により仮釈放(拘禁期間の最長記録)となったが、他の1名は死刑を執行された。重要なのは、刑を執行された囚徒は無関係と生存者が語っていることである。死刑執行後の再審請求が取り組まれている。
 足利事件のように、容疑者の自白がありDNA型鑑定にも歴然としていると調書が揃ったら、無罪は神様でもない限り主張できない。こうしてみると、裁判員制度はきわめて不安なものだといえる。取調べのガラス張りが一部取り入れられても、全公開ではない。
 まあ自分が裁判員になったら、どんな意見や調書が出ても「死刑」はありえない。死刑願望の無差別殺人犯でも、生かしておくべきではないかと思っている。
Mas090617


 

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2009.06.16

なにせ「きのうのカザフスタン戦」

 6月6日深夜、サッカーW杯南ア大会のアジア最終予選で、日本代表はアウェー(タシケント)ながらウズベキスタンと戦って1-0で勝利し、アジア枠から世界最速で本大会の出場が決定した。
 7日、麻生首相は武蔵野市内で都議選応援のため街頭演説。その中で「きのうのカザフスタン戦」を見ましたかよかったですねぇとやってしまった。この首相、以前は外務大臣だったと思えば恐れ入る。6月4日には、「チェコ」というべきところを「チェコ・スロバキア」とやってしまった。プラハ(チェコ)で、それも同国のクラウス大統領を前にしてである。
 昨年末から本年はじめにかけて、漢字の読み間違いに世間は沸騰したが、このごろは沈静化していると思ったら、今度は国名の相違である。確かに全部の国連加盟国の国名と位置を示せとなると外務省職員でも難しいと思われるが、半日前のサッカー戦の相手国や自分が訪れている国名も言い表せないのは非常識、まあ基礎学力の不足としか言いようがない。
 そんな御仁が言い出した「アニメの殿堂(国立メディア芸術総合センター)」などは、ハコモノの典型的な浪費事業ではあるまいか。
Mas090616

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2009.06.15

麻生内閣の支持率は再び政権維持危険水域に

 鳩山前総務相辞任直後の主要新聞社による麻生内閣の支持率は、政権維持の「危険水域」とされる20%を再び割り込んだ。
   朝日   19%
   毎日   19%
   読売   22.9%
 高い内閣支持率でスタートした麻生内閣ではあったが、昨年末はかろうじて20%を維持する状況になっていた。本年1月2月はさらに低迷。しかし、民主党代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件が3月に発覚し、敵失によるポイントで危険水域を離脱していた。しかし、代表が交代したことで再び低下傾向を辿っていたところ、このたびの前総務相の更迭で、危険水域まで下落した。
 15日、2月には「日本郵政の西川社長の続投はなく」、交代要員まで明記した手紙を首相から受け取っていたことを鳩山前総務相は明らかにした。郵政民営化に賛成ではなかったと発言して迷走していたころである。辞任した鳩山前総務相のストレートな姿勢が明瞭になり、ますます首相のフラつき振りがはっきりしてくる。
 ここで結末とならないのが政界「永田町劇場」である。15日、現職の女性厚生労働省局長が郵便不正DM事件で逮捕された。政治案件とされ口ぞえした国会議員がいることになっている。ぼんやりとハトの輪郭が浮かんでいるのは思い過ごしだろうか。もう一度「国策捜査」の議論が沸きあがるのではないだろうか。
Mas090615


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2009.06.12

鳩山総務相は日本郵政社長の続投問題で辞任

 鳩山総務相は12日、従来から主張していた日本郵政の西川社長の続投は認められないとして辞任した。この日、鳩山総務相は午前中に官邸に入り首相と会談、西川社長続投の方針が示されたと思われるが、鳩山総務相は拒否。午後に再度官邸に赴き辞表を提出した。事実上の更迭といわれている。
 辞表提出後に鳩山元総務相は、記者団に対し「正しいことが通用しないのなら潔く去る」と辞任の理由を説明し、首相の判断を「間違っている」と批判した。首相の盟友(総裁選選対部長)で重要閣僚であることから、麻生政権には大きなダメージが残された。
 「首相の決断が遅く、指導力に疑問符がつくことは否めない」「支持率低下は免れない」「麻生内閣の終わりの始まりだ」「もう政権の末期症状だ」の声が聞こえる。

 麻生内閣は組閣後、約9カ月で閣僚の辞任は3名(副官を含めれば5名)で詳細は次のとおり。
 ●中山国土交通相→日教組批判などを繰り返した
 ●中川財務金融相→朦朧会見で醜態
 ○平田財務副大臣→大臣規範に抵触する株取引
 ○鴻池官房副長官→危機感ゼロ
 ●鳩山総務相→日本郵政社長の進退問題
 歴代内閣の閣僚辞任は次のとおりであるが、だいたい3閣僚がリミットで、年間1閣僚が相場。1年以内で3名を超えたのは、森内閣と安倍内閣。身体検査は同じように行われているとしたら、指導力と統率力の弱点がうかがえる。この面からも麻生内閣は限度一杯といえる。
 ○村山内閣3、○橋本内閣3、○小渕内閣3、●森内閣3、
 ○小泉内閣4、●安倍内閣4、○福田内閣1、●麻生内閣3。

Mas090612


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2009.06.11

日本の温室ガス削減中期目標は8%/05年比では15%だが

 麻生首相は10日、2020年までの日本の温室効果ガス排出量削減の中期目標を「05年比で15%」にすると発表。これは、97年に採択した京都議定書で日本に課せられた「08~12年期に90年比6%減」の目標を2ポイント上回るだけとなる。この数値は「2020年まで何もしないこととほとんど同じ」といわれても仕方がない。
 また、京都議定書にそって排出量を減らしているEU諸国は、05年を基準年とすると見かけの中期削減目標は小さくなり、このやり方には、「数字遊び」と批判が出てくるのは当然と思われる。
 92年の気候変動枠組み条約4条で「温室効果ガスの人為的な排出量を1990年の水準に戻す」と合意している。それに従って本年12月には、第1約束期間(8~12年)の次の国際協定を定めるコペンハーゲン会議が開かれる。日本の数値目標が全世界から批判されるのではないか。ここでも米国のカサに隠れてシラを切るつもりかも知れないが、米国はブッシュ政権が批准しなくても、州独自で温暖化対策を取り組んでおり、オバマ政権がゴーサインを指令すると急展開もありうることを考慮すべきと思われる。

基準年   90年比    05年比
EU      20%      ?
日本      8%     15%
米国(審議中)4%     17%

 それかあらぬか、ドイツのボンで開催されている「国連気候変動枠組み条約特別作業部会」において、環境非政府組織(NGO)は、麻生首相の打ち出した「2005年比15%減」という数値目標を「他国と比べて非常に見劣りする」として、地球温暖化対策に消極的な国に贈る「今日の化石賞」2位を日本に決定した。ちなみに1位は、まだ中期目標を決めていないロシア。

Mas090611


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2009.06.10

2009.06.10関東甲信も梅雨入り/北陸ではオタマジャクシが降る

 沖縄、奄美方面は、5月18日に梅雨入りとなっていたが、昨日(6月9日)九州、中国四国、近畿、東海が梅雨入りとなり、本日(6月10日)関東甲信、北陸、東北南部が入梅となった。本日、東京は曇天のままで降雨なし、やや肌寒さを感じる1日だった。平年より2日遅く、前年より12日遅い気象庁の梅雨入り宣言だった。梅雨明けは7月20日ごろと予想されている。
 TVニュースでもやっていたが、9日、石川県の七尾市や白山市で100匹ほどのオタマジャクシが空から降ってきたとしか思えない超常現象があった。次には中能登町でフナとみられる3~5センチの小魚が死んでいた。拾い集めると10匹ほど。「鳥がつまんで来たか。それにしても数が多い」「竜巻でもあったか」などと軽く騒いでいた。どちらも否定的意見多し。
Mas090610

<2009.06.12追記>
 6月11日、梅雨入り宣言が遅れていた東北北部も入梅となった。北海道は梅雨がないとされており、これでめでたく日本全土で梅雨の季節となった。個人的体験であるが、梅雨のさなかに北海道に出かけ、道南を観光し東北に渡ったが、函館と青森はまったく同じ気候だと思ったことがある


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2009.06.09

世界平和指数で日本は第7位/軍事費比較でも第7位

 英エコノミスト誌が2日に発表した09年の世界平和指数によると、第1位はND(ニュージーランド)、日本は第7位だった。G8諸国ではトップ。この指数は、政治的安定、福祉、人権、殺人事件発生率、軍事費、国際関係、テロの危険など23項目を指数化してランク付けしている。
 昨年(08年)は、アイスランドが第1位だったが、同国の経済破綻後のデモなどにより第4位に転落。日本は第5位だった(マイブログ08.05.22参照)。この指数については「外国(特に米国)から軍事的庇護を受けている国に有利でありすぎる」との批判が出ていることがエコノミスト誌上で公表されている。
 これは、次期主力戦闘機(FX)にはステルス戦闘機F22を希望しているような日本が第7位はおかしいとするものと思われる。このF22を米軍は1機150億円で導入したが、日本が購入するときは、250億円だそうだ。現在、米国防総省は調達中止の方針で、F35になる可能性もある。
 そうした中、ウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は8日、08年の世界各国の軍事力に関する年鑑を発表した。08年の世界の軍事費の総額は1兆4640億ドル(約144兆円)で、前年より実質4%伸びた。1位は米国で世界全体の42%を占めた。2位は中国で849億ドル。以下、フランス、英国、ロシアと続き、上位5カ国で世界全体の6割を占める。日本は奇しくも世界平和指数と同様の7位だった。
 一方、核兵器については、米ロ仏英中にインドとパキスタン、イスラエルを加えた8カ国が計2万3300発以上の核弾頭を保有、うち使用可能な核弾頭は8400発と分析している。
 奇跡とも言える世界平和指数第7位は、憲法9条が辛くも支えていると思っている。
Mas090609


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2009.06.07

W杯南ア大会の予選突破/大会ではまずアウェーの1勝を

 サッカーW杯南アフリカ大会のアジア最終予選のウズベキスタン戦は、6日、タシケントで行われ、日本は1-0で勝ち、4大会連続4回目のW杯出場を決めた。日本は前回ドイツ大会に続き、2大会連続で予選突破一番乗りだったが、同日に韓国、豪州、オランダなども決定した。
 このウズベキスタン戦は、前半9分に岡崎が頭で押し込んで先制。その後はウズベキスタンの執拗な反撃に押されっぱなしで、終了間際には退場者も出したが、10人で戦い集中力は最後まで途切れず押し切った。
 チームは、オシムカラーに岡田色がブレンドされて、いい具合に仕上がりつつあるのではないだろうか。ただ、岡田監督は「W杯ベスト4」をスローガンにしているが、ちょっと大風呂敷の感じがする。日韓大会でベスト16をゲットしており、韓国はベスト4を経験しているから、高い目標を掲げる必要があるだけで、ホントのところはアウェーでの1勝、うまくいけば1勝1敗1引き分けで予選通過(ベスト16)あたりが適切なのではないだろうか。
 テレビETV特集「戦争を着た時代」をちょこっとみたが、戦争柄が流行し、戦争柄をわが子に着せた時代があった。戦意高揚が深く日常生活に及んでいたことに脅威を覚える。しかし、サッカーなどでそろいのTシャツで、0泊3日ツアーなどで応援する現代とも共通するとの指摘もあった。ウェアをそろえて連帯を感じているんだよな。排他的でもある。
Mas090607

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2009.06.06

イチローの連続安打は27でストップ/打率4割より難しいか

 昨日、イチローの連続安打どこまで伸びるかとエントリをアップしたら、本日(米国5日)のツインズ戦は、4打数無安打1四球で、自己記録を更新中だった連続試合安打は27で止まった。内容は中飛、四球、二ゴロ、二ゴロ、空振り三振で、打率は3割4分6厘(アリーグ4位)。連続安打の直前・直後は四球なので、連続出塁はもっと大きな数字のような気がする
 新規まき直しでまた挑戦して貰おうか。イチローの今シーズンは、8試合欠場のあと出遅れて出場したが、現在では、ア・リーグ最多安打(75本)まであと3本に迫っている。イチローの場合、大リーグ空前の記録9年連続200安打が、本年の最重要テーマなので、そちらのあと128本は6~8月で達成可能と思われる(現在のペースは年間212本だそうだ)。
 昨日アップ゚したエントリで、56試合連続安打は打率4割より難しいとした考え方が、なんとなく分かるような気がした。打率4割は5タコがあっても、翌日5打数4安打があれば回復できるが、連続安打はその余裕はないことが理由になるかもしれない。
 本日はこれくらいにして、W杯サッカー最終予選ウズベキスタン戦に集中することにする。
Mas090606


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2009.06.05

イチロー選手の連続安打はどこまで伸びるか

 MLBマリナーズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、オリオールズ戦の3回に右前安打を放ち、自己記録を更新する27試合連続安打をマークした。
 本日5日(米国4日)はマリナーズのゲームはなかった。このところ昼過ぎに、MLBのニュース速報ををチラッとみる習慣がついてしまった。イチローの連続安打がどこまで伸びるかに興味がそそられつつある。
 05年(前年にMLB最多安打記録を更新)に、今度は打率4割を期待する声も強かったが、NY・タイムズ紙はイチローのバッティングスタイルを考慮し、4割の大台達成よりもむしろジョー・ディマジオの持つ56試合連続安打記録を塗り替えるほうが現実的との見解を示した。このニュース(打撃機会が多いから)は知っていたが、これに対してイチロー本人は、難しいのは56試合連続安打と答えているらしい(ウィキペディア)。
 まあ、そのへんの理由はよく分からないが、7月7日まで連続安打すれば到達するとのこと。今シーズン、故障で遅れてスタートし、1試合だけノーヒットがあっただけである。今後は、とりあえず30試合、40試合連続と重ねてもらいたい。50試合になると世間が騒ぐだろうと思われる。
 それにしても、敬遠の四球はあっても、故意死球がないのはさすがメジャーの感じをもっている。NPBでは、二線級の投手に対して監督が、イチローに「ぶっつけろ」と叫び志気を鼓舞するケースがよく見受けられた。それはスポーツではないとずーっと気になっていた。だからMLBは見ごたえもあるのかも。
Mas090605

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2009.06.04

「天安門事件」20周年雑感

 本年の6月4日は、中国の学生らの民主化運動を、中国政府が武力で弾圧した天安門事件から20年を迎える。事件の舞台となった北京の天安門周辺は厳戒態勢が敷かれたが、1国2制度の香港では、犠牲者を悼む大規模な追悼集会が開かれた。
 政府当局の姿勢は、「前世紀の80年代末に中国で発生した「政治風波」とそれに関連する問題は、すでに党と政府が明確な結論を出している」と素気ない中国外務省の定例会見での見解表明があった。
 台湾在住のウアルカイシ(この人どうして漢字がないのかと思っていたら新疆地区ウィグル族だった)が北京に出頭するとしてマカオで拘束された。柴玲(日本語読みはシレイかと思っていたらサイレイだった)も米国で記念行事に出席した。などの情報が入ってくる。
 失脚した趙紫陽元総書記の回顧録も出版され、鄧小平の「もはや我々は後退できない。人民解放軍を入れ、北京に戒厳令を敷くべきだ」が明らかにされている。この鄧小平は中国の改革開放の父として尊敬されているが、「白猫も黒猫も鼠を取る猫はよい猫だ」にみるように実用主義的な発想の人であまり感心しない。
 かって、場末の映画館でドキュメンタリー映画「天安門」を観たが、戦車の前に立ちはだかる若者に感動したものだった。ウアルカイシも柴玲も輝いていた。89年5月13日から始まった3週間にも及ぶ抗議活動は次第に盛り上がるが、支援の資金は香港から差し出されていることにも触れていたと思っている。
 中国は1党独裁を掲げているようだが、ひょっとしたらプロレタリアデクタツーラの実践と解しているのではないか。少し前までは、日本でもプロレタリ独裁と理解していたものの、近年はプロレタリ執権で落ち着いている。権力は腐敗する、まして1党独裁ではそれ以上ではないだろうか。
 以上「天安門事件」20周年雑感でした。
Mas090604


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2009.06.03

鳩山総務相は日本郵政社長の続投を認可しない考え

 鳩山総務相は3日、日本郵政の西川社長の進退問題について、麻生首相が続投を容認し、株主総会で承認された場合でも、「認可権限を行使して」続投を認可しない考えを表明した(日本郵政株式会社法では、総務相が認可しなければ取締役人事の効力は生じないとの定め)。
 結局、麻生首相の最終判断が焦点になる。官邸で記者団に対し、「総務相は所管大臣、(日本郵政の)株主は財務相。人事をは官房長官だから、その3者で話し合うことだ」と述べ、関係3閣僚の調整を見守る考えを示したが、混迷の一因が首相の指導力不足にあることは間違いない。鳩山総務相は、続投なら辞任する意向も示唆しており、麻生首相に近い総務相の進退問題に発展すれば、政権への打撃は計り知れない。
 郵政民営化はさておくとしても、「かんぽの宿」オリックス一括譲渡にはさまざまな疑惑が渦巻いていた。簿価にも満たない金額とか、1物件1万円(オリックス以前)で売却があったなど不透明なことが多すぎる。民営化推進派からすれば、それが郵政民営化であるというだろうが、国民の財産を管理する立場からは、鳩山総務相の正義感は適切ではないかと思っている。
 まあ、この鳩山総務相「友人の友人はアルカイダ」など、奇妙な発言があったり、死刑執行サインがハイペースだったりと、なんとも形容できないが、西川社長の代替も手回ししているとのニュースもある。すったもんだは、6月末の株主総会までは続くと思われる。
Mas090603


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2009.06.02

核持ち込みの密約はあったと4人の元外務次官が告白

 核兵器を積んだ米軍の艦船や航空機の日本立ち寄りを黙認することで合意した「核持ち込み」に関する密約は、外務事務次官ら外務省の中枢官僚が引き継いで管理し、官僚側の判断で一部の首相や外相だけに伝えていたことが分かった。4人の外務事務次官経験者が共同通信に明らかにした。
 政府は一貫して「密約はない」と主張しており、密約が組織的に管理され、一部の首相や外相も認識していたと当事者の次官経験者が認めたのは初めて。
 現政府の官房長官や現事務次官も否定しているが、「密約」を裏付ける米国の公文書が次々と解禁されており、共産党は党首討論などで(2000年不破前議長)繰り返し政府をただしている。4人の告白によれば、日本語の内部文書は、外務省の北米局と条約局(現国際法局)で管理されているという。核密約の真相究明を国会で明らかにする必要があり、外相が外務官僚に牛耳られているのも問題(機密費からの裏金と同列に考えているのかも)。
 ところで、どうして今この問題が明らかにしたのだろうか。オバマ大統領のプラハ演説から核廃絶の機運が進展すると考えたのか、政権交代で外相が現野党からやって来るから、はたまた、あの世まで秘密を保持したまま死ぬのは耐えられないと考えて、1人ではヤバイから4人揃ってしゃべりだしたのだろうか。気になるところではある。
 それと、共同通信だから地方新聞がとりあげるのは無理からぬことではあるが、メジャーが立ち上がらないのはどうしたことか。
Mas090602


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2009.06.01

りそな企業年金裁判の不当判決と最高裁への上告申立

 りそな企業年金裁判は1審2審とも不当判決(敗訴)を受け、原告団は4月7日に最高裁へ上告受理申立(東京高裁宛)を行った。厚生年金基金制度の独自部分(退職年金)は、雇用契約である就業規則で定められており、退職時に確定しているとするもの。従って受給者の減額には、個別の合意が必要であり、何よりも、厚生年金保険法の精神は受給権の保護にあるとしている。
 5月発行の原告団ビラによれば、1審の東京地裁の不当判決は、「年金支払契約はない」「年金減額は想定の範囲内」「減額変更通知で受給者の減額は可能」としている。
 控訴した東京高裁では、原告団は「通知」には法的根拠もなく、厚労省通達にも反すると主張したが、控訴審判決は「通知の前に規約変更により年金額を計算したことが減額の行政処分」「行政処分により受給者に減額が及ぶ」とする納得のできない不当判決だった(注:受給者とは既に退職したOBたち)。
 このりそな企業年金裁判は、厚生年金保険法による受給者の減額が、裁判で初めて争われるものであり、目立たないが注目を要する裁判。この厚生年金は、加入者も多く、年金一元化問題では、公務員の共済年金も今後は厚生年金に統合する方向や、最近の不況の中で、厚生年金受給者の減額が見込まれる事例も多い。 
Mas090601


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2009.05.31

マイブログ5月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による5月中のマイブログのアクセス数は1815、同訪問者数は1495とアクセス数、訪問者数とも好調時のペースに復帰した。また、5月の新規エントリは21本で、これも復調した。
 5月のページ別ランキングでは「スーザン・ボイル」のエントリがトップページを上回ったことが大きな特徴。ベースのエントリは4月ながら、5月下旬にコンテストの準決勝・決勝が行われたので、そのつど<追記>を実行して充実を図ったのがよかったのかも知れない。検索サイトで「ブリテンズ ゴッド タレント」を検索すると、グーグルではかなり上位にランクされている。
 決勝戦は30日(日本時間は31日)におこなわれたが、31日午前中に<追記>しておいた。夜までにはテレビでもニュースになっていたようで、さらにアクセスが集中した。

1 歌は心【スーザン・ボイル】/またしてもブリテンズ・ゴット・タレント
2 トップページ
3 マイクロソフトの次期OS「ウィンドウズ・7」RC版が公開された
4 携帯電話販売員のオペラ
5 NHKスペシャル「天皇と憲法」に期待する
6 浅草寺の近くで「放尿シーン」に出くわした
7 「設え」と国語辞典
8 映画「おくりびと」の原作である「納棺夫日記」を読む
9 耳垢ゴロゴロ
10 ガンジーによる7つの大罪
10 踏襲を「ふしゅう」と読むか

Mas090531


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2009.05.29

事に臨んでブレまくる麻生首相

 29日、麻生首相は参院委で、厚生労働省の分割を表明しながら断念したことについて、「厚生労働省だけ例に引いて分割しろとは言っていない」と釈明した。また、閣僚懇談会でも「勘違いされている。分割しろと指示したことはない。ぶれたということはない」と強調した。
 ことの発端は、15日の「安心社会実現会議」で、委員の渡辺恒雄読売G会長が、厚生労働省の所管範囲が広すぎるとして「雇用・年金省」と「医療・介護省」への分割を提案したことにある。それを受けて首相が分割・再編について精査して週内にも素案をまとめるよう指示した。ニュースをさかのぼれば分かるが、その後、関係閣僚や与党から異論が続出し、「最初からこだわってはいない」とする事実上の断念表明があった。
 定額給付金の「さもしい」や「郵政民営化」論の迷走劇と同列である。「厚生労働省だけではない」として、強弁でハグらかすつもりだろうが、その後のドタバタをみるだけで、厚生労働省2分割は指示している。首相としての見識や資質、指導力や責任が問われる。この首相、大組織の「調子のいい」中間管理職見たいなもので、権威筋から示唆があると、前後もわきまえずとびつき、異論が出ると前言を翻し、無関係と居直る。
 その発言は「朝令暮改」ともいえる。「君子は豹変す」とは、エライ人はよい意見をすぐ取り入れるのが語源らしいが、最近はクルクル意見が変わることを指すようである。事に臨んでブレまくるというのが実態ではないか。
 関連マイブログ 「郵政民営化」でブレまくる首相の見識 09/02/09
           ブレまくる麻生首相とその内閣      08/11/08
Mas090529


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2009.05.27

路上で炎上する左ハンドルのBOXカー

 5月27日、午前6時に起床。しばらくすると「ボーン」と近くで大きな物音がした。着替えたり、洗面を済ませていると、消防車がサイレンをならしながらやってくるのが分かったが、「何かあったのか」ぐらいの認識だった。しかし、もう1台の消防車がやってきて、サイレンを近所でとめたので、急いで戸外に出てみた。近所の人たちがチラホラ出ていて、道路反対側を見つめていた。路上で炎上するワンBOXカーが見えた。
 さっきまで火柱は家の庇ぐらいまであったとか、ほぼ消火されており、搭乗者と思われる人が消防署員に説明していた。あとで分かったことでもあるが、左ハンドル車で、ナンバーは「1000」だから思い入れのありそうなBOXカーだった。後部座席にはソファも設えられていた。添付画像のとおり、前部はタイヤが燃え、フロントガラスは吹っ飛び、エンジン部も空洞状態だった。歩道側に出されていたゴミ袋も半分は燃えていた。
 走行途中に発火し、慌てて左側に寄せて脱出したのかと考えたが、それにしては整然と駐車していた。これもあとから聞いた話だが、仕事に出かけるための待機車らしく、しょっちゅうこのスペースを利用しているとのこと。なぜか見覚えのあるBOXカーの印象は正確だった。
 まあ教訓としては、整備は入念に、車検は通っているのだから問題はないのだが、外車では整備員も梃子摺るだろうし、思わぬ箇所に不備があったのかも知れない。
 余聞でであるが、特ダネニュースとして新聞社に通報(画像付き)しようとして、画像を小さくする作業も試みたが、肝心のアドレスが準備されていなかった。まあ、火柱もなくこれではせいぜいブログの材料かと自分で納得した。
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2009.05.25

北朝鮮の地下核実験に抗議する

 5月25日、北朝鮮は「地下核実験を成功させた」と発表し、日米韓などで人工地震の観測結果もその実態を証明している。この実験は北東アジアの平和と安全を脅かすもので、核兵器の廃絶を切望する国際世論への重大な挑戦と言わねばならない。北朝鮮への抗議の声は、マスコミをはじめ日本全国で湧き上がっているので、重ねて同じことを言い募ってもあまり意味はないかも知れないが、自分のメモとしてのエントリをアップする。
 なお、北朝鮮の核実験は06年10月9日に次いで2度目。
 このたびの地下核実験は、「いかなる核実験または弾道ミサイルの発射もこれ以上実施しないこと」とする06年10月14日の国連安保理決議1718号に反している。
 また、北朝鮮が「一切の核兵器および現在の核計画を放棄」すると合意した05年9月19日の6カ国協議共同声明にも違反している。
 本年4月5日には、人工衛星だとしてロケットを発射し、国連安保理議長声明(全会一致)で「国連安保理決議違反」とされて、資産凍結などの制裁を受けている。このたびの地下核実験は、これに反発したものとされている。
 オバマ大統領のプラハ演説から、世界的な核廃絶の機運が盛り上がっているときに、ひとり瀬戸際外交政策を続けるのは、金王朝の後継問題がスムースに進んでいないからとのコメントがテレビなどで聞かされる。これでは国際社会からますます孤立することになる。困った隣人だ。
Mas090525


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2009.05.16

新型インフルエンザの国内感染が明らかになった

 インフルエンザAメキシコ型(自分の造語、Aソ連型A香港型などと同列になる。新型インフルエンザではいずれ区別がつかなくなる)については、かねてより識者から、水際検疫もいいが、すでに日本国内では感染が始まっていると指摘されていたとおり、海外渡航歴のない神戸市内の高校生からAメキシコ型インフルエンザへの感染が明らかになった。
 同校とバレーボールで対戦した他の高校生にも、感染が確認されており、カナダから帰国し、成田で検疫にチェックされた高校とは異なる大阪府の高校でも、集団的に感染しているとのニュースが発表されている。政府は、島国だからということで水際対策(検疫)を派手に演出したが、順次縮小し、国内感染対策の充実を図るべきと思われる。
 検疫はいくら鉄壁に行われたにしても、潜伏期間だったら見つからない。そのほかにも、第3国を経由して帰国する乗客への対策はどうだったか、成田経由北京で発見された乗客の周辺座席はどうだったのか、米軍関係者の検疫はスルーのようだし、最初に発見された高校生たちの座席は、出発から帰国まで座席の移動はなかったのかなど、検疫の抜け穴については枚挙に暇がない。
 それにしても、国内感染の第1発見者である神戸の医師は、Aソ連型かA香港型かを知りたいため検体を保険所に送ったそうだ。検査側もそんな目的だから、食中毒の方を優先して「豚インフル」の発見が1日遅れたらしい。偶然のお手柄だったとも言えるが、歴史的な事実にはそうした例も多い。
 自分の対策としては、インフルエンザ流行前から、うがい、手洗いは励行しており、マスクはしない方針なので、日頃の健康保持だけに留意している。映画館には少し遠ざかったかなという気持ちでいる。
Mas090516


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2009.05.15

官房副長官の辞任で「任命責任はない」から「ある」へ

 前日まで任命責任はないとしてきた麻生首相は14日、女性問題で鴻池前官房副長官の辞任について「これまで辞めた方々の任命責任はすべてあると言ってきた。今回も例外ではない」と記者団に語り、前日の発言を撤回した。
 インサイドレポートによれば、11日夕、前官房副長官は辞任の意向を首相に伝えたが、首相は「辞めるな」と翻意を促した。しかし、発売前の週刊誌を見て「これでは持たない」と判断し、13日の発表となったらしい。
 辞めるな→こりゃダメだ→健康問題には任命責任はない→任命責任はある
 となるが、いつものことながらクルクル発言の内容が変わること夥しい。つまりは無定見であるが、首相の無定見の事例を挙げればキリがない。たとえば「定額給付金はさもしい」「郵政民営化は反対」「子供2人で義務を果たした」など、後日に釈明や変更をしたケースは無数にある。KYというよりなにが問題なのかが理解できていないのではないだろうか。
 綸言汗の如しまでは言わないまでも、もう少し発言には責任を自覚してほしいものだ。多分今まで演説会ではホラを吹き、他人の意見をハグらかす政界遊泳術が身についてしまっている。つまりは一国の宰相としては不適格ではないかと思われる。
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2009.05.14

4度めのオートコールがかかってきた

 本日午後、わが家にとっては4度めのオートコールがかかってきた。
 08年9月と12月、そして09年は1月と5月、都合4回にもなる。新聞報道によれば、全国300万戸に電話架けし、30万通の回答を得る。例によって「録音電話」だから、当方はただちに「ガチャ切り」したが、今回の案内は、前3回と異なるニュアンスも感じられたので、ひょっとしたら野党もリサーチの依頼をしたのかなと一瞬ヒラめいた。
 通話先が「非通知設定」になっていなかったこと。この頃、各家庭とも非通知は遮断する設定が多くなったので、それに対応したのかも知れない。それに「なんとかリサーチセンター」みたいな名称でなく、英略号(3文字?)センターとか名乗っており、「7~8分お手数を煩わします」との挨拶も新しく入っていた。依頼人が業者を変更したのではないかと思われる。
 政府与党としてみれば、首相の支持率はひところの危機的水準から脱しているのに、ここへ来て野党が華々しく「代表選」などを実施しているから、気がかりなのかも知れない。
 マイブログのオートコールリスト
 09/01/24 3たびオートコールがかかってきた
 08/12/27 再びオートコールがかかってきた
 08/11/28 オートコールがかかってきた
Mas090514


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2009.05.13

危機感ゼロの官房副長官辞任と首相の任命責任

 5月13日午前、河村官房長官は記者会見で、鴻池官房副長官から辞表が提出され、麻生首相が受理したと発表。理由は「健康問題」としているが、発売中のの「週刊新潮」に副長官の女性問題が掲載されたことから、事実上の引責辞任である。
 GWが始まった4月28日は、新型インフルエンザの政府対策本部ができた日。副長官はこの会合に出席したあと熱海へ向かい2泊3日の不倫旅行を開始。29日は首相が訪中、この日にゴルフ。30日は、WHO(世界保険機関)がフェーズ5を発表。帰京して銀座で飲食となんとも危機感のない官房副長官の行動である。しかも、新幹線では公務に使うためのJR議員パスを使用した。けじめなど微塵もない。
 ぶら下がりの記者会見で、首相に任命責任はあるのではとの質問があったが、首相は「健康上ということで入院もしている。やむを得ない」と任命責任を認めなかった。仮に健康問題であった場合ても、危機管理を担当する副長官の健康については把握しておく必要があるし、今回の場合は、誰が見ても仮病であることは間違いない。
 世間は、民主党の代表選に注目しているので、忘れられそうだが、内閣にとっては大きな問題であることは間違いない。もともと麻生内閣は、短命内閣だからと安易に「お友達内閣」をスタートさせたが組閣8か月で4名の閣僚辞任がある。通常は4名で総辞職ものである。それとも新記録でも目指すのだろうか。
 辞任した麻生内閣閣僚(職名は当時)。
 ●中山国土交通相→日教組批判などを繰り返した
 ●中川財務金融相→朦朧会見で醜態
 ●平田財務副大臣→大臣規範に抵触する株取引
 ●鴻池官房副長官→危機感ゼロ
Mas090513


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2009.05.12

ぎりぎりセーフか民主党小沢代表の辞任表明

 5月11日、西松建設の違法献金事件をめぐる疑惑が問われている民主党の小沢一郎代表は、総選挙勝利のための挙党態勢確立を理由にして代表辞任を表明した。世論調査では、3人に2人が「代表を辞めるべき」となっており、このたびの辞任劇は、小沢代表の不透明、不明朗な金権体質への批判や疑念が、今回の事態の本質だったと見るべきではないだろうか。
 間近にせまった総選挙は、政権交代のテーマが懸けられており、小沢代表に辞任を迫る要求は「親自民」だとする声も聴かれていたが、それは短絡的で、国民の声は「政権交代」と同時に「金権体質批判」も併せ持つと理解する必要がある。
 後継代表について、小沢院政が行われるのではないかとの観測もあるが、それは小沢なき小沢路線である。その可能性も否定できないのは、「政治資金にやましいところはない、メディアの批判があるからそれを避ける」ための辞任だとしていて、その結果、それを了承した民主党の自浄能力が問われることになっている。
 民主党には、企業献金の実態解明を進める課題が残された。西松建設はもとより、漢検協会や障害者郵便の不正利用などに関わる民主党への疑問が解明されれば、政権交代に寄せる国民の支持は、限りなく集中する。すでに、代表辞任は二階経産相への疑問の投げかけとなっており、小沢代表の秘書逮捕が「形式犯」だったら、「国策捜査」の問題も提起できる。
 最終的には、企業献金の全面禁止を政治の世界で確立する必要がある。企業献金については、与党は企業献金を企業の社会的貢献として受け入れているが、企業の投資に利益を生まないものは株主から非難されることを承知しておく必要があるだろう。
Mas090512


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2009.05.10

オバマ米大統領のプラハ演説には希望がある

4月5日、オバマ米国大統領はチェコの首都プラハで、「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある。米単独の取り組みでは成功もおぼつかないが、指導的な役割を果たすことや行動を始めることはできる」と発言し、これがオバマのプラハ演説として、全世界の平和や核廃絶を指向する人たちに大きな希望をもたらした。
 これを受けて、5月6日核不拡散(NPT)再検討会議準備会議では、「核廃絶への保有国の明確な約束」が、来年の議題に復活した(ブッシュ前政権は否定していた)。出席していた長崎市長は「長崎訪問」を要請した。自分は、九州に勤務していたこともあり、ヒロシマ・ナガサキはの資料館には、それぞれ複数回訪れているが、持論は「日本人は必ず1度は訪れるべし」である。
 連休後の国会や記者会見で、首相は「演説を支持する」(ポチだから?)とは述べるものの、唯一の被爆国である立場は殆んどうかがえない。専ら会議誘致に興味を見せていた。
 日本政府は「核軍縮11の指標」を、さきの再検討会議準備会議で外務省として発表したが、オバマの核廃絶についての姿勢が明らかになっていないことや、米国の核抑止力依存から離れられず、STARTだとかCTBTなど細かい目標達成を訴えるばかりである。世界の劇的な転換に付いていけないというところか。
 内閣の姿勢がそうさせている。アジア外交では「村山談話」を堅持している点などはグッドだけれど。
Mas090510


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2009.05.03

「天皇と憲法」より「いま憲法25条生存権を語る」

 5月3日のNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第2回「天皇と憲法」を意気込んで見たが、特筆するほどのものは感じられなかった。そのあと(10時から教育TV)のETV特集「いま憲法25条生存権を語る」のほうが、説得力があったように思える。
 とはいえ、メーリングリストで前宣伝があったくらいだから、終了後の感想としては、随所に感心するところもあったというのが率直な感想。それらがまた、白馬に跨った大元帥に郷愁を抱くひとたちにとっては、この番組はカチンとくるものがあるのかも知れない。
 番組は、明治(大日本帝国)憲法の成立から破綻までを伝えたいのなら、タイトルは「天皇と大日本帝国憲法」として、現行憲法とは異次元のものであることを、明確にしておく必要がある。早とちりして現行の象徴天皇制までもが、批判されているかのようにも受け取れる(不磨の大典ではないのも事実)。
 この番組のひとつのポイントは、「統帥権干犯」である。目下、朝日新聞も夕刊で「検証・昭和報道」としてこの問題を詳細に取り上げている。大日本帝国憲法の成立以来、日清、日露の戦役があり、第1次大戦も経て、何ら問題はなかった。それがこの時点(大正10年)から急に持ち出され、事件現場でさえも「統帥権干犯」が用いられるようになっていったようだ。まるで御紋のある印籠の感がする。
 4月には、NHKへのクレームは2500件にも上ったそうだ。「偏向」「反日」など右寄りからの批判の多くは、事実の捉え方が断片的であることが多い、丁寧に真実を伝えることが回答になるのではないかと思っている。
Mas090504


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2009.05.02

NHKスペシャル「天皇と憲法」に期待する

 5月3日(日)、午後9:00~総合テレビで、NHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第2回「天皇と憲法」が放映される。
 日本が近代国家の骨格とも言うべき憲法を定めてから120年。憲法起草者の井上毅が残した6千点を越える資料、ドイツなど諸外国に残された資料を掘り起こし、どのように大日本帝国憲法が制定されたかを分析。さらに政党政治の自滅と、天皇絶対主義の国体論の激流を、これまで紹介されていない資料によって描き、大日本帝国憲法下の政治体制がどのように崩壊したかを検証する。とNHKサイトで番組予告がアップされている。
 4月に放送された「プロローグ」と「アジアの一等国」は、激しい賛否両論が渦巻き、第2回「天皇と憲法」の放映に当たっては、制作会社や担当部署は、面会の応対、抗議電話の処理、統一した名刺の作成など、対策を固めているとの生々しいメールが回送されてきた。
 4月の2本には、右翼メディアや保守層から、「偏向」「反日的」などが浴びせられ、番組で発言した台湾人までもが攻撃に曝されているとメールには記載されていた。
 私たちにできるあらゆる手段で、NHKや制作現場がこうした攻撃にひるむことなく毅然として自主・自律を貫いた制作を続けるよう励ますことが,私たちに求められていると思います。とメールは結ばれ、激励先などが記載されていた。
<意見・感想のあて先>
(メール) NHKオンライン→ドキュメンタリー/教養「NHKスペシャル」
(感想・問い合わせ) http://www.nhk.or.jp/special/onair/090503.html
(FAX) 03-5453-4000
(手紙)〒150-8001 NHK放送センター NHKスペシャル「天皇と憲法」担当者行
(電話)視聴者コールセンター 0570-066-066 または 044-871-8100
 
 マイブログ関連でいえば、4月4日に「プロローグはよかった」とアップしたが、アクセスは上伸し、4月ランクで上位となった。解析によれば、NHKのホストサーバーからアクセスがあり、「4月の解析」で想像していたとおり、業務上のリサーチだったことがこれで判明した。

Mas090502


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2009.05.01

豚インフルエンザから二転三転してインフルエンザA型に

 世界保健機関(WHO)は30日、新型インフルエンザの呼称を「豚インフルエンザ」から「インフルエンザA型」に変更すると発表。豚という表現が豚肉の消費や輸出入に悪影響を及ぼしていることに配慮し、豚の名を外した。
 もともと豚に感染するインフルエンザウイルスが、変異して人に感染したと考えられているため、これまで豚インフルエンザと呼称していたが、風評被害が広がる中での改名となった。
 日本では、警戒レベルをフェーズ「3」から「4」に変更した時に、世界に先駆けて、米国や食肉業界を慮り「新型インフルエンザ」と呼称変更していたから、短期間に「豚」「新型」「A」と3段変化した。定見のなさとか、慌てふためく姿勢を感じる。国民に落ち着いてと注意する前に、政府の落ち着きを求めたい。感染者報道では、深夜に記者会見を行うほどのものだったか、いささか疑問に感じる。
 「A」については、季節性インフルエンザAソ連型(H1N1)と混同しやすく、Aメヒコ型にでもしたらどうかなと思っている。ただ、これだけメキシコ発の感染者が続発しているのに、当該国が自認していないので、感染源がいまだ解明されていない。世界保健機関(WHO)もこのままやり過ごすのだろうか。
 そうした中、「オアハカ州ではなくベラクルス州が感染源」とするこのニュースは興味深い。村人たちは「この村が感染源だと確信している」「我々と同じ病気だ」「私も妻も、子どもたちも、伯母もみんな病気にかかった。豚インフルエンザと全く同じ症状だったのだ。この村の養豚場が無関係とは思えない」。
 村には米国資本の豚肉会社が経営する大規模な養豚場があり、ニュースには掲載されていないが「スミスフィールド・フーズ社」と言う。本日もテレビニュースで遠景ショットで出ていたが、不潔であること夥しいらしい。胡散臭さを感じる。
 それにしても、メキシコ保健省の数字がたやすく変更されるのも、納得しがたい。感染者数とか死亡者数は重要な数字だから明確にしてほしいものだ。
Mas090501


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2009.04.30

マイブログ4月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による4月中のマイブログアクセス数は、1091、同訪問者数は942と、アクセス数、訪問者数とも低調だった3月を上回った。これは4月の新規エントリが15とやや復調してきたことによる。
 アクセスの生ログを直近分だけだが、プロバイダが開示してくれている。この頃は携帯電話によるアクセスが増えた。ときどき、名だたる団体や企業のホスト名に出くわすが、リサーチなのだろうか、それとも会社の昼休みにインターネットでもしているのだろうかと思案している。
 3月は「りそな企業年金裁判」が多忙だったと述べたが、控訴人全員が最高裁への上告を明らかにした。裁判は、法と証拠で判断してほしいものだ。
 ページ別のランキング、9位までは、1日1件以上である。

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3 NHKテレビ番組「プロジェクトJAPAN」プロローグ編はよかった
4 「設え」と国語辞典
5 「いやさかえ」は国語辞典に見当たらない
6 親指と人差し指の腱鞘炎
7 歌は心【スーザン・ボイル】/またしてもブリテンズ・ゴット・タレント
8 耳垢ゴロゴロ
9 踏襲を「ふしゅう」と読むか
10 SMAP草なぎメンバーの全裸わいせつ事件

Mas090430


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2009.04.25

イチローのピート・ローズ越え

 MLBマリナーズのイチローは、3日連続でマルチヒットを記録し、24日現在安打数は12本となった。今シーズンは、故障者でスタートし8試合欠場のあと、出場した初日に日本記録に並んだ。
 MLB最多安打20傑というデータがあったので参考までにアップする。この中で現役はイチローだけなので、どこまで上昇するか興味深い。本年は9年連続200本安打に挑戦しているので、この前人未到の大記録を達成すると、メイズを超えて11位に進出する。
 10年連続200本安打で6位、11年連続200本安打で3位まで到達できる。怪我なく胃潰瘍など発生させず、次のWBCは欠場して、大記録に向かってほしい。

<大リーグ最多安打20傑>
1 ピート・ローズ   4256
2 タイ・カップ    4189
3 ハンク・アーロン  3771
4 スタン・ミュージアル 3630
5 トリス・スピーカー  3514
6 カール・ヤストレムスキー3419
7 キャップ・アンソン  3418
8 ホーナス・ワグナー 3415
9 ポール・モリター 3319
10 エディ・コリンズ 3315
11 ウィリー・メイス  3283
12 エディ・マレー   3255
13 ナップ・ラジョイ  3242
14 カル・リプケン   3184
15 ジョージ・ブレット 3154
16 ポール・ウェイナー 3152
17 ロビン・ヨーント  3142
18 トニー・グウィン   3141
19 デープ・ウィンフィールド3110
20 イチロー      3095  (記録は24日現在)

Mas090425


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2009.04.24

SMAP草なぎメンバーの全裸わいせつ事件

 4月23日未明、アイドルグループSMAPメンバーの草なぎ剛容疑者が、東京都港区の檜町公園で全裸になったとして、公然わいせつ容疑の現行犯で逮捕された。24日、午前0時ごろ、体調不良のため(二日酔か)病院に搬送され、午前9時には留置されていた原宿署を出て、その後釈放。夜には本人による謝罪会見があった。
 この間、自宅の強制捜査があったり、地デジ放送普及メインキャスターだったこともあって、担当の総務相が「最低の人間」会見があり、クレームが寄せられた揚句、発言取り消しの茶番劇もあった。
 この2日間、テレビは「草なぎ」報道一色だった。そんなに目の色を変えて報道するほどの価値があるものだろうか。マスコミ特にテレビ報道は、バラエティ化している。視聴率に追い回されてニュースまで娯楽感覚で伝えている。アイドルが泥酔して引き起こした事件(事件と言えるかどうか)を、これだけ大騒ぎするのなら、中川元財務相のヴァチカン騒動を、もっと正確に伝え「最低の人間」と閣僚が批評すべきだった。
 また、家宅捜査も行われたようであるが、大麻汚染でも疑ったのか、見込み捜査も甚だしいと思われる。友人の友人はアルカイダ発言で、奇矯の総務相は「かんぽの宿」で少し見直したが、元の木阿弥。夕刊に出ていたが「最低などと言える立場か」「いまの政治の方が最低だ」は尤もな感覚である。
Mas090423


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2009.04.23

森田健作千葉県知事の「完全無所属」と虚偽事項の公表

 森田健作千葉県知事は、3月29日に執行された千葉県知事選挙で、「完全無所属」として立候補し当選したが、公職選挙法に違反しているとして、有権者らで作る市民団体「森田健作氏を告発する会」から告発状(千葉地検へ)が提出されている。4月22日、千葉県議会が開かれ、新知事から所信表明があり、午後に民主党など3会派が提出した、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)設置の議案を審議するかどうかについて採決を行い、自民党などの反対多数で否決した。
 まず最初の問題は、立候補届け出であるが、総務省などの見解は「立候補届出書に所属する政党その他の政治団体の名称、これを記載する場合には当該政党その他の政治団体の証明書、いわゆる所属党派証明書というものを添付すること」になっていて、虚偽の事項を公にした場合には公職選挙法に抵触するが、所属党派証明書の添付がない場合には「公認漏れ」「意識的」など様々な理由から無所属となる。つまりは、証明書がなかったことによる「無所属」で、有権者からすれば裏切られた気分はあるが、違法とまでは言えない模様。
 遺された問題は、告発状によると、森田知事が自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長でありながら、知事選の確認団体の法定ビラに「完全無所属」と記し、政党と関係がないような表記をしたことが、公選法で禁止されている虚偽事項の公表にあたるとされている。実際に同支部から160百万円のうち150百万円が自身の資金管理団体への寄付に回っている。
 森田知事本人は、前段の問題を踏まえて「法的には問題ない」としているが、過去には、学歴詐称で国会議員が辞任に至った事例がいくつもある。地元の区議会議員で、3等書記官だったのに1等書記官と選挙公報に記載して、トップ当選したのに辞任している。
 ネットには、自民逆風だから「完全無所属」で知事選に臨むと漏らしていたらしい。「告発する会」の追及を期待する。
Mas090424


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2009.04.21

ミニ統一地方選における市長選結果から(19日の場合)

 去る19日に行われたミニ統一地方選における市長選挙では、6つの市で現職市長が落選した(12日には現職の落選9名だった)。この日、3市の無投票を除き、19市で市長選挙が行われ、無所属対決だった8市を除く11市の星取表はつぎのとおり(政党名は推薦、支持など多様で、一応名前の上がっているものをピックアップした)。
 特徴的なのは、政府与党の自公推薦の現職が3名も落選しており、国政選挙の先取りかと思える。宝塚市の無所属は、社民党の元衆院議員で女性。市議選でも自民苦戦、民主好調の模様。

◆青森市  ○無所属     ●自民・公明(現)
◆石巻市  ○無所属     ●公明(現)
◆筑西市  ○無所属     ●自民・公明(現)
◆さくら市  ○自民・公明   ●無所属
◆富山市  ○自公民社国(現) ●共産
◆宝塚市  ○無所属      ●民主
◆小野田市 ○無所属(現)   ●民主
◆米子市  ○自民(現)     ●無所属
◆松江市  ○自公民(現)   ●無所属
◆西海市  ○無所属     ●自民・公明(現)
◆うるま市  ○自民      ●無所属

Mas090421


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2009.04.20

歌は心【スーザン・ボイル】/またしてもブリテンズ・ゴット・タレント

 本日の夕刊にも写真付きで報道されていたが、「奇跡の歌姫」とか「天使の歌声」と呼ばれている英国人女性のスーザン・ボイルのユーチューブ動画にアクセスした。
 もうすぐ48歳の独身女性で、太っていてチリチリ髪で見るからにオバさんタイプなのだが、唄い出すとその歌声に万人が魅了されてしまう。11日に英国でテレビ放映があったあと、動画サイトにアップされ、17日までに47百万ヒットしたと言われている。日本語訳の動画はまだ23万だったが、英語版では6百万以上ヒットしていたから、全世界では5千万に達しているのは当然で、ブッシュ靴投げ(33百万)をはるかに超えている。
 07年3月にスタートした「ブリテンズ・ゴット・タレント」は、第1回チャンピオンにポール・ポッツを選出し、携帯電話販売員のオペラ歌手として有名で、CD売上ほか全世界で評判になっている。ポール・ポッツの場合は、優勝して仕掛人のサイモン・コーウェルが「来週はレコーディング」との一声で、歌手の道が開かれたが、スーザン・ボイルの場合は、予選段階でネットが沸騰している。
 まだ準決勝、決勝と予断は許されないものの、第3回チャンピオンはスーザン・ボイルに間違いない。両者とも、人生における鬱屈・挫折・自信喪失と、地道な努力・才能などが花開く素晴らしさを人々に教えてくれる。
歌は心/スーザン・ボイル─Susan Boyle (日本語字幕つき)←ユーチューブ動画
携帯電話販売員のオペラ←マイブログ(2008.05.29)もよろしく
Mas090420

<2009.05.28追記>
 スーザン・ボイルは、24日放送の同番組で行われた準決勝を勝ち上がり、5月30日の決勝に進出した。1回戦は、「レ・ミゼラブル」のナンバー「夢やぶれて」だったが、準決勝はミュージカル「キャッツ」の名曲「メモリー」を歌った。曲の性格もあるが、前半はややハラハラだったものの後半は実力を発揮し美声を披露した。
 準決勝は5回実行され、各回の2位以上が決勝に進出した。決勝は30日、10名(組)で行われる。
<2009.05.31追記>
 英テレビの人気番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」の決勝が30日夜行われ、同番組の予選で素晴らしい歌唱力を披露したスーザン・ボイルさんは2位になった。決勝進出に際し、中傷があったり、プレッシャーを感じているのではないかとの見方も出ていた。また、決勝出場を取りやめようとしたとの報道もされていたた。


 

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2009.04.18

囲碁も将棋も7冠王が現われてほしいね

 囲碁の張栩(ちょう・う)名人が、4月16日、対戦中の十段戦で3勝1敗と勝ち越しを決め、7大タイトルのうち5冠を獲得した。過去には、趙治勲ほか2名が、4冠獲得から5冠を目指したが、悉く失敗しており、5冠達成は史上初となった。
 2009年4月16日現在、張名人の獲得タイトルは「名人・十段・天元・王座・碁聖」で、7冠制覇には「棋聖・本因坊」の2つだけが課題になっている。本因坊は保持者でもあったので、あとは棋聖を獲得すればグランドスラムも達成する(過去には趙治勲25世本因坊だけ)。
 前人未到の7冠王を期待するが、碁界は現在、張名人、高尾元十段、山下敬吾棋聖、羽根直樹本因坊の「平成四天王」が群雄割拠の状況なので、全制覇は難しいらしい。
 一方、将棋では、来週に羽生名人が防衛する対局(第2戦)がある。
 羽生名人が08年度に獲得したタイトルは「名人・棋聖・王座・王将」で、7冠制覇には「竜王・王位・棋王」の3つが不足していた。過去(96年)には、史上初の全冠制覇「7冠王」の実績もあるので、夢よもう一度で再現して貰いたい。
Mas090418


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2009.04.17

まずはイチローには前人未到の9年連続200安打を期待

 4月17日、大リーグマリナーズのイチロー選手は、4打数1安打で日本選手として前人未到の日米通算3086安打に到達した。前日に日本選手最多安打記録3085安打(張本)に満塁ホームランで並んでいた。
 あとは、大リーグ通算の最多安打記録の4256本(ピート・ローズ)にどれだけ近づき、追い越せるかになるが、この記録は遥か彼方のものとして、まず今季は、大リーグ通算2000本安打とともに、前人未到の9年連続200安打の達成に期待したい。イチローの場合、08年まで大リーグ8年間で1805本だから普通に過ごせば(故障がなければ)どちらも達成可能と思われる。
 問題は、最多安打記録の4256本である。その前に4千本があり、この大台に達すると大リーグでも史上3人目となる。
 数字的に見れば、イチロー選手は、08年まで(日米通算)2231試合で3083本の安打を記録した。このペースを持続すると仮定すれば、あと663試合で4千本となり、大リーグ記録4256本には、あと848試合が必要となる。大リーグは年間160試合だから、5年で4千本に到達し、6年でピート・ローズ越えとなる。
 故障や能力の減退がないとの前提では可能だが、胃潰瘍の経歴を抱えて、前途はなかなか予想しづらいところである。09年にしてもイチローは9試合ほど欠場しており、年間安打記録で最小は208本だから、不安要素はあるといったところではなかろうか。
Mas090417


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2009.04.16

浅草寺の近くで「放尿シーン」に出くわした

 3月の後半だったと思うが、天気のよい日に久方ぶりで浅草観音へ行った。地下道を抜けてあと1本で仲見世通りのところ(観音通り)で、オバさん(50歳ぐらい)が通りの真ん中でスカートを下ろしパンツを下げて雷門通りに向かって、龍度水のような放尿を始める場面に遭遇した。
 アレヨアレヨの間に終了し、軽くお尻を振って着衣を整え、スタスタとどこかへ失せた。細君とは「イヤなものに遭遇したね」との会話をした。その後、ショッピングするご当人にもう一度出会ったが、破天荒な行為をする人とはどうしても想像できなかった。公衆便所の隣の間仕切りから盗撮したような構図で、立派なお尻だけが残像として残った。
 それから数日後、七生養護学校(日野市)の裁判は勝訴でよかったねと、元教職員の女性と会話する機会があった。「知的障害の子どもたちには、10歳までに正しく性教育を行うとスッと受け入れてくれるが、それ以上になると羞恥心ほかで難しくなる」「正しい指導がなかったらあの子たちはどこででもオシッコをしてしまう」とのことだった。
 数日前の見聞は話すことはしなかったが、体験的学習だった。
 七生養護学校「ここから」裁判 (性教育不当介入事件)については、リンク先を辿ってほしいが、無理解な都議、都教委、一部マスコミに対し提訴し、09年3月12日、東京地裁は、都立七生養護学校への介入を、「不当な支配」(旧教基法10条1項) であると断じた。
Mas090416


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2009.04.15

「いやさかえ」は国語辞典に見当たらない

 4月10日、麻生首相は皇居で天皇・皇后ご成婚50年の祝賀に閣僚ら約50人と出席し、参列者の代表として祝賀の挨拶を述べた中で、繁栄を意味する「弥栄」を「いやさかえ」と誤読。マスコミは「またしても首相の誤読」と一斉に報道した。
 ところがネットで、「いやさかえ」は生きているとして、歌舞伎の演目「弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)」とか「越中一宮、高瀬神社」のサイトを披歴し、誤読ではないと反撃。コラムが炎上したり、サイトのニュース記事が削除されたりしている。
 手元の国語辞典を開くと、「いやさか」が載っているいるものといないものとがあった。当然「いやさかえ」は見つからない。そこで図書館まで出向き、小学館「日本国語大辞典」で調べてみた。全13巻、見出し50万語、用例100万語を誇るものであるが、「いやさか」があり「いやさかえ」は見つからなかった。ただ、「いやさかう」があった。さすが大辞典、卓上国語辞典は大体5万語だから、その10倍の威力と思った。「いやさかう」は、いや(副詞)にさかう、さかうはさかゆの変化とある。
 これで「いやさかえ」は現代日本語にはないことが理解できた。だいたい首相の公式サイトには「靖国にいやさかあれ」と記されているから、やっぱり誤読だと思われる。ニュースでは、ペーパーを見ずにとある、多分事務方が墨書した献辞かなにかがあるのだが、それには「弥栄」と記されているものと思われる。マスコミは言い間違いとしているものの、やっぱり誤読ではないだろうか。
 歌舞伎の演目は、江戸時代はそうだったかも知れないし、若しかしたら「いやさかゆ」でも通用する。神社のサイトで、解説の段では「いやさか」とあり、祝詞の部分で「いやさかえ」となっているが、ここは「弥栄(いやさかう)を計るべきことを誓い」の方が適切な気がする。
Mas090415


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2009.04.14

りそな企業年金裁判は控訴審も敗訴

 マイブログの3月はエントリがゼロだったが、多忙の理由のひとつに「りそな企業年金裁判」がある。3月25日に、控訴審判決があり、一審に引き続き敗訴(控訴棄却)となった。
 満員の傍聴席の最前列で、判決の言い渡しを聞いたが「主文、控訴棄却」だった。控訴審の経過を見ていると、被控訴人に「求釈明事項」があるなど、原判決破棄の期待も感じていたが、一審支持で終結した。二審で釈明を求めたのは、裁判長が自らの判決を補強するためだったのかと思ってしまった。
 この裁判は、既に退職している受給者が、事情により、途中から減額されるもので、厚生年金受給者の減額としては年金裁判史上初めてのケースだった。
 厚生年金は、大別して基本年金と加算年金がある。基本部分は法によることなく減額はありえないので、結局、減額は加算部分となる。ところがこの加算部分には退職金が充当されている。つまりは、本来退職時に支払われるべきものが年金化している。受給者にとってみれば金銭債権である。ローンを組んだあとで、返済額を相手の同意もなく減額はできないのと同じように年金も減額は不可である。
 当然、厚生年金保険法に減額の条文はない(受給者保護の思想)。ところが、これを省内の課長通達で、あっさり減額可の道を拓いた経緯がある。
 判決は、法の根拠を示すことなく、これぐらいの減額ならとの「判断」で、原判決維持を示した。裁判は法と証拠で説得しなければならない。4月7日、控訴人たちは「上告(受理申立)」した。
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2009.04.13

小沢代表続投はいかがなものか

 3月3日、民主党小沢代表の公設第1秘書で、資金管理団体「陸山会」の会計責任者、大久保容疑者が逮捕された。その後(24日)、東京地検特捜部は、西松建設から受けた献金を、西松のダミーの政治団体から受けたとする虚偽の記載(政治資金収支報告書)をしたとして、同法違反の罪で、大久保容疑者を起訴した。
 これを受けて、小沢代表の去就が注目されたが、結局「代表続投」で、4月中旬となった。すると、一時は危機的水準にあった(ヒトケタの事例も)麻生内閣支持率が、どこの世論調査も20%台前半をマークするようになった。あたかも、サイド攻撃を受けて、DFの要キャプテン・オザワが強烈にクリアしたと思ったら、味方に当たってオウンゴールとなったかのようだ。
 東京地検は「国策捜査」だとかの意見もかなり見受けられるが、代表自身も「形式犯」とのコメントもあるように不適切であることは認めている。民主党は、企業や団体献金の全面禁止とする政治資金規正法の改正を政権公約(マニフェスト)とするのだから、率先して実行あるべしと思うのが普通の感覚ではあるまいか。
 同様手口で、経産相もニュースになっている。スピード違反でも5キロと1キロでは対応が異なるみたいな空気があって、それこそ「国策捜査」の証拠とする向きもあるが、経産相の疑惑も話題になりつつあり、ここで潔く「閣僚辞任」でも演出したら、ますます小沢代表の立場がなくなる。
 そんな風潮が「続投批判」となっている。各種世論調査によれば、3月は小沢批判が60%台であったが、このところは70%に達している。次の首相はとの設問には、一郎より太郎とする傾向が窺われる。だいたい「政権交代」が最後の仕事と言っているが、首相にはならない、政権運営の構想は保持しないとするスタンスなのだろうか。半年以内には必ず総選挙があり、僅差ででも民主党が勝利したら、代表続投問題は必ず再現する。小沢代表個人の問題ではなく、民主党が問われている(政党助成金は代表が全部握っているんだって)。
Mas090413


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2009.04.05

北朝鮮は「テポドン2号」を発射とオバマ米大統領

 4月5日、北朝鮮は「テポドン2号」を発射、1段目ロケットは予定通り日本海に落下し、本体は日本上空を通過した後、太平洋上に落下した。人工衛星は軌道に乗っていない。
 発射された物体につき、北朝鮮は「人工衛星」とし、日本は「飛翔体」、米はオバマ大統領が滞在中のプラハで「テポドン2号」と断定した。打ち上げ1分後に米「監視衛星」が発見、2分後日本側が陸上と海上で確認、6分後には市町村まで通知が届いた。昨日(第1日目)の誤報2回と誤通知取り消しの失態は、おそまつ限りなしであったが、本日はそうした問題はなかった。。
 米(オバマ大統領)がテポドン2号とはっきり断定したのは根拠があるのだろうか、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」だったら、北朝鮮に弾道ミサイル発射を禁じた安保理決議1718号(2006年10月)に違反する。一方北朝鮮の主張する「人工衛星」には、証明材料でもあるのだろうか。単に安保理決議の非難を逃れるための口実にしているだけと思われても仕方ない。
 それにしても迷惑限りなしの隣人である。北東アジアの平和と安定を乱し、緊張を高める行為に他ならない。国連安保理の会合を求め、平和的に解決を進めることを期待する。北朝鮮がミサイル発射を実行しても、世界の中で自らの立場が強まるどころか、批判を招くだけである。唯一想定できるのは自国内で意識高揚が図られるだけではないだろうか。
Mas090405


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2009.04.02

ボンで国際NGOから「化石賞」を「授賞」した

 COP15を目指すための、国連気候変動枠組み条約作業部会がボン(ドイツ)で開催されていて、4月1日、日本は「化石賞」に選出された。
 2020年までに減らす温室効果ガスの中期目標を検討する案の中にに、「90年比4%増」が入っているのを批判されたもの。京都議定書で日本は12年までに90年に比べて6%の削減を義務づけられているので、「4%増では明らかに後退」。
 理由として「幅広い技術があり、豊かな先進国としてより高い目標を掲げて先頭を走るべき」と指摘されたが、技術はさておき、豊かさは世界が指摘するほどでもないとは思っているけれども、この京都議定書は無視しうるものではない(批准したのだから)。
 日本はCOP14では「化石賞」の1位を獲得し、たしかCOP13では、1位から3位までを独占したことがある。これが、自国の都市名が付された議定書の履行状況では恥ずかしい限りではあるまいかと思っているが、それもこれも、京都議定書から脱退して「今世紀の化石賞」に栄誉に輝いたブッシュ政権にに引きずられているところが原因。
 「化石賞」は化石燃料を燃すのと、アタマが化石という意味がカケられている。
Mas090402


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2009.04.01

マイブログ3月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による3月中のマイブログアクセス数は、814、同訪問者数は694と、アクセス数、訪問者数とも極めて低調な月間記録となった。これは多忙に紛れて3月の新規エントリがゼロだったことによる。
 2月には3月の精進を誓ってみたが、お題目になってしまった。ひとつの理由としては「りそな企業年金裁判」がある。当事者ではないものの、かなりの深い関係ができてしまって、多忙だった。裁判は3年9か月を経て、一審敗訴、二審も敗訴(3月25日)となってしまった。
 裁判所の判断は、加算年金(退職金が原資)といえども、厚生年金である以上減額(退職金でも)は可能というものだった。団体法理により私権(財産権)が抑圧される判例となってしまったと言える。目下、最高裁へ上告するかどうか検討中、史上初の厚生年金の受給者減額であるだけに注目度は大きいと思っている。
 ページ別のランキング、7位までは、1日1件以上である。

1 トップページ
2 親指と人差し指の腱鞘炎
3 「設え」と国語辞典
4 NHK「シリーズBC級戦犯」韓国・朝鮮人戦犯の悲劇
5 ガンジーによる7つの大罪
6 携帯電話販売員のオペラ
7 耳垢ゴロゴロ
8 踏襲を「ふしゅう」と読むか
9 経済・政治・国際
10 卵子の数は?
10 モーレツなめまいと吐き気に襲われるの記
10 2008年の世界と日本の平均気温

Mas090401


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2009.02.28

マイブログ2月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による2月中のマイブログアクセス数は、1132、同訪問者数は898と、アクセス数、訪問者数とも極めて低調な月間記録となった。これはアップ数が、このエントリーを含めて月間10本だったことによる。
 通常、月間20本以上のアップを心がけているが、2月は身辺多忙(風邪を含め)で、エントリーのアップ率は、35.7%と野球選手の打率なみに低迷した。
 ページ別アクセストップ10のうち、2月にアップしたエントリーは「首相はダボスでも誤読を頻発」だけで、新鮮な話題を提供できなかったことも、2月不振の原因であった。3月での精進を誓いたい。
 エントリーの日付をみると「携帯電話販売員のオペラ」が、1月2月と連続首位に立ったものの、アップは8年5月のもの。そのほか08年は「踏襲」「腱鞘炎」「環境容量」、07年は「耳垢」「ガンジー」、06年は、「設え」「白燐弾」と、過去のエントリーが下支えとなっていることがうかがわれる。書籍の販売と同じようなロングテイル現象とも言える。

1 携帯電話販売員のオペラ
2 トップページ
3 踏襲を「ふしゅう」と読むか
4 耳垢ゴロゴロ
5 「設え」と国語辞典
6 ガンジーによる7つの大罪
7 首相はダボスでも誤読を頻発/日本語の誤読本は販売好調
8 イスラエルの白燐弾攻撃
9 親指と人差し指の腱鞘炎
9 天声人語の環境容量

Mas090228


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2009.02.23

アカデミー賞「スラムドッグ」が8冠を獲得

 第81回アカデミー賞は23日(日本時間)に授賞式が行われた。注目の作品賞は、インドのストリートチルドレンを描いた「スラムドッグ$ミリオネア」が選出され、監督賞など8冠を獲得した。
 アカデミー賞は、アメリカ映画の祭典と言われるとおり、基本はアメリカ映画を対象とした映画祭であり、圧倒的な知名度がある。これに対し、カンヌ、ベネツィア、ベルリンの世界3大映画祭は、国際映画製作者連盟が公認した映画祭であり、筆者としては、後者に好感を抱いている。アカデミー賞はどちらかと言えば、興行成績アップの催事と受け止めている。
 本年のアカデミー賞では、外国語映画賞は、日本の映画「おくりびと」が受賞した(この「おくりびと」は日本アカデミー賞ほか10冠を獲得している)。そのほか、短編アニメ賞では、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が受賞し、日本はダブルタイトルとなった。
 この「つみきのいえ」はCGアニメが溢れる中で、記憶の水底に往還すると言う詩情豊かな作品。「youtube」にアップされていたので、貼り付けておく。


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2009.02.19

内閣支持率は一路ヒトケタに向かう勢い

 2月に入っての主要マスメディアによる麻生内閣支持率は次の通り。軒並み2割を切っている。朝日と読売は2月上旬であるが、共同とNNNは中旬のもの。中旬には、12日に小泉元首相の「笑っちゃう」発言があり、大きな影響があったと思われる。
 17日の中川財務相辞任報道は加味されておらず、下旬に行われる毎日の世論調査が注目される。NNN(日テレ)の調査では、麻生内閣にとって初めて10%割れのヒトケタが記録され、01年に退陣した森内閣(6.5%)以来のものとなった。
 森・竹下・宮沢内閣は、末期にはいずれも10%を割ったが、1カ月以内に総選挙か退陣に追い込まれている。国民の信頼をなくし、与党内でも求心力を失っているから退陣すべきだが、なにせ後釜が見当たらない。誰が解散・総選挙に持ち込むのだろうか。
  共同  13.4%
  朝日  14.0%
  読売  19.7%
  NNN   9.7%
Mas090219


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2009.02.18

2008年の世界と日本の平均気温

 2月3日、気象庁は2008(平成20)年の世界と日本の年平均気温を発表した。気象庁ではその年の12月中旬に速報を発表し、翌年2月初めに確定数字を発表している。
 それによると、08年の世界の年平均気温の平年差はプラス0.2℃で、統計を開始した1891年以降では10番目に高い数値となった(平年値は71~00年の30年平均値を使用している)。
 21世紀では最も低い(8番目)が、20世紀の数値と比べると3番目の高温になる。知らぬ間に高い数値に慣れてしまって地球は「茹でガエル」状態になっている。
 長期的には100年あたりプラス0.67℃で上昇しており、特に90年代半ば以降は高温となる年が多くなっている。地域的には、ユーラシア大陸の中高緯度域や北大西洋の高緯度域では、平年より気温の高い状態が続いている。いずれも地球を冷やしているラジエーターに相当する地域で高温化が進んでいる。
 日本の年平均気温の平年差はプラス0.46℃で、統計を開始した1898年以降では11番目に高温(21世紀では4番目)。日本の年平均気温は、長期的には100年あたりプラス1.11℃で上昇しており、特に90年代以降は、高温となる年が頻出している。
 要因としては、CO2などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響に、数年~数10年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったものと考えられている。
 また、08年の年平均気温がここ数年に比べて低くなった要因の一つとして、07年春から08年春に発生したラニーニャ現象の影響が考えられている。Mas090218
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html

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2009.02.16

「かんぽの宿」の怪は契約見直しへ

 16日、日本郵政は総務相が求めていた「かんぽの宿」一括譲渡に関する報告書を提出した。総務省は内容を精査し、79施設を109億円で落札した経緯の詳細について解明を進める。これに先立ち日本郵政は13日、オリックス不動産への譲渡の完全撤回を表明しており、譲渡契約の解除が正式に発表される。
 総務相が契約見直しを表明(1/6、一括譲渡発表12/26)してから1カ月余り。売却額、入札への疑問・疑惑が次々と明らかになって、日本郵政が契約撤回に追い込まれたが、国民の疑惑が解明されるのだったら結構なことである。
 ただ、「かんぽの宿」の経営は赤字で、不良債権が残されたことになるが、誰にでも民営化(分割)すれば経営が不安定になるのはわかっていたことだから、根本的には郵政民営化そのものを見直す必要があると思われる。
 以下、問題になっているポイント。
 ◆79施設109億円が適切か。
 79施設の建設費用は、土地代と建設費を合わせ2402億円。「ラフレさいたま」だけでも、286億円といわれている。1万円で売却された「かんぽの宿」が、半年後には6千万円で転売されていた事実もある。
 ◆入札は適切だったか。
 当初の入札に応じた27社の中から、最終1社になった経緯が不明確。しかも実際に入札が行われた様子もない(週刊誌にはオリックス不動産を上回る業者もいたとの記事)。
 ◆一括譲渡(バルクセール)に問題はないのか。
 79施設109億円の評価額は135億円。最も価格が低いものでも、6百万円とされている。
 郵政民営化にまつわる疑獄事件とでも呼べそうな様相となっている。
Mas090216


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2009.02.15

日米関係は「ノーチェンジ」か/ヒラリー・クリントン米国務長官の訪日

 ヒラリー・クリントン米国務長官が、日本、インドネシア、韓国、中国の4か国を歴訪する。アジア歴訪のトップバッターとして日本には、16日~18日と滞在する。最初の外遊先が、欧州や中東でなくアジアだったことに、アジア重視を際立たせようとしていることがうかがわれる。
 また、歴訪のコース的には日中韓はまとめて、インドネシアは最初か最後にすべきかなと思われるが、日本が最初だったことにも意欲が感じられる。皇室表敬訪問などもあるようだから、儀礼的側面もあり、日米間に深まった意見交換がなされるかどうか。
 オバマ政権の「アフガン重視」から考えると、アフガンへの協力が求められると思われる。政府は「アフガンでは集団的自衛行動はとれません」とは明言できないだろうから、結局、オバマ政権に交代があっても、日米関係は「ノーチェンジ」か。
 民主党小沢代表との会談も「会う会わない」で行き違いがあった。インド洋上給油活動のときのように、自主的な姿勢が示せるかどうか。
 まあ、明日から3日間の報道は、ヒラリー・クリントン一色になるのだろう。
Mas090215


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2009.02.09

「郵政民営化」でブレまくる首相の見識

 麻生首相は9日の衆院予算委員会で、「郵政民営化には賛成していた」と述べ、5日の同委員会での「賛成ではなかった」とした答弁を修正した。またもブレる首相である。ぶら下がりの記者会見で、先週と今週の違いは「修正」ですかと問われ、「修正ではなく閣議決定に従ったまで」と述べた。
 05年10月の総選挙は郵政選挙とも言われ、与党側が圧勝して今日の「再議決」と言う伝家の宝刀を得ているが、この解散では、閣議書(全閣僚の署名を要する)に署名しなかった島村農相は罷免された。
 当時総務相だった首相は、解散に署名したのだから、一切の経緯を含めて民営化推進に加担した。それが政治家麻生首相のスタンスであらねばならない。それを「賛成じゃなかった」「濡れ衣」「4分社化見直し」などとご都合主義の発言を続けることは、国民を愚弄すること甚だしい。
 漢字読めないだけでなく、政治も政局も読めない。与党側からも疑問の声があがっていることなど、訳が分からないのではないか。国民を指導する立場を忘れ、見識を失っている(もともとないか)。
Mas090209

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2009.02.01

首相はダボスでも誤読を頻発/日本語の誤読本は販売好調

 麻生首相は、1月31日午前(日本時間31日夜)スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席し、特別セッションで講演した。
 世界的な経済危機克服には「政治主導」が必要とし、世界第2の経済大国の「責務」を強調し、アジア諸国への1兆5000億円以上の政府開発援助(ODA)供与を表明、各国に内需拡大を呼びかけた。
 その際、「決然」を「けんぜん」、「見地」を「かんか」、「基盤」を「きはん」とぞれぞれ読み間違えた。日本における国会等では、事前に振り仮名付き(テレビ報道)の原稿に眼を通しているらしいが、外国語がメインの場所では、日本語読みを軽視したのか、夥しい誤読である。何を伝えようとしているのかが問われる。
 言葉の誤読のほか、人名や職名も間違えていたらしい。ブッシュ前米大統領もコイズミは出るが、さきの首相(アベ)今の首相(フクダ)だったらしい。あまりにも頻繁(ハンザツ)に交代するから、覚えきれなかった模様。
 それかあらぬか、漢字の読み方本が23万部も売れているニュースもある。この本、店頭で平積みにされているのを知っている。買っておこうかと思う。
Mas090201


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2009.01.31

マイブログ1月中のアクセス解析

 プロバイダの解析によれば、1月中(正確には1~30日)のマイブログアクセス数は1877、同訪問者数は1509と、アクセス数、訪問者数とも前月比アップとなった。
 このうち1月にアップしたエントリは「麻生内閣支持率さらに低下し危機的水準」だけ。「携帯電話販売員のオペラ」は12月にトップ10入りをして、1月には首位に立ったが、内容は8年5月のものであり、再来日があったのか理由がよく分からない。「イスラエルの白燐弾攻撃」については、ガザ地区に白燐弾攻撃が行われた今月中旬の数日間、飛躍的にアクセスが集中したものの、当該エントリは6年10月のもので、アクセスした方には過去記事で申し訳なかったかも知れない。5年11月には、「イラクの白燐爆弾」としてファルージャ攻撃のエントリもある。
 結局、内訳は6年(白燐弾、設え)、7年(耳垢、ガンジー)、8年(携帯、踏襲、小田)と、経年資産がアクセスを稼いでくれたようだ。

1 携帯電話販売員のオペラ
2 トップページ
3 イスラエルの白燐弾攻撃
4 踏襲を「ふしゅう」と読むか
5 麻生内閣支持率さらに低下し危機的水準
6 経済・政治・国際
7 耳垢ゴロゴロ
8 小田和正「クリスマスの約束2008」を視聴する
9 「設え」と国語辞典
9 ガンジーによる7つの大罪

Mas090131


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2009.01.30

大相撲界にふたたび薬物汚染が発覚

 神奈川県警は30日、大麻取締法(所持)違反の現行犯で大相撲尾車部屋の十両力士(元幕内)若麒麟真一(本名・鈴川真一・25)容疑者を逮捕した。若麒麟容疑者は容疑を認めた。神奈川県警は同日、大相撲尾車部屋も家宅捜索した。
 昨年、角界では薬物汚染でロシア人力士の逮捕や解雇があって、再出発を図っているさなかに不祥事が再発したことになり、日本人にまで薬物汚染が広まっていた影響は深刻で、角界はかつてない危機に直面していると言える。
 若麒麟の解雇は当然で、親方はじめ理事長までの協会首脳部の責任問題は、今後大きく問われると思われる。若麒麟の場合、元露鵬や元白露山が引っかかった検査時には「グレー」だったが、最終検査で「シロ」とされていた。このため、検査自体に不備があったのではないかとの疑問符も付く。
 若麒麟は入門した部屋の消滅に伴い、尾車(元大関琴風)部屋へ移籍。元露鵬も元白露山も、定年退職や死去により師匠が変わっている。「途中から引き取った『もらい弟子』の場合は難しい。指導力にも限界がある」とする声もある。
 若麒麟の親方、尾車(元大関琴風)は「事件が事実であればぶん殴ってやりたい」と述べている。現役時代には「激しければ激しいほど良いがぶり寄り」で好感を持っている親方であったが、これではいけない。理解させられなかった責任がある。あたら好青年を前科者にしてしまったことを自覚すべきではないか。
Mas090130


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2009.01.29

ソマリア沖への海上自衛隊の派遣

 28日、政府は海賊対策を理由にしてアフリカ・ソマリア沖へ、海上自衛隊の派兵を正式に決定した。
 もともと防衛省は、特措法などの新法を制定して、海自の派兵を想定していたが、政府は、新法制定前でも、現行自衛隊法82条の海上警備行動による海上自衛隊艦艇派遣を進めた。EUが出動し、中国や韓国も派遣するので、慌てて派兵決定としたが、米新政権の威光を慮ったような気もする。
 海自による海警行動は、これまで2回実施されたが、いずれも日本近海での領海侵犯や不審船対応などであった。武器使用は警察官職務執行法を準用するため、正当防衛や緊急避難の場合以外使用が認められておらず、ソマリアへ出撃して、仮にも、重装備の海賊と応戦したら、本格的な武力行使になる可能性も大となる。今回の決定は、現行法を拡大解釈し、地理的に無限定の派兵を推進することになり、危険な動向と言える。
 国会答弁などによると。海賊対策は海上保安庁の責務である。特別の場合には、海自の海上警備行動(自衛隊法82条)もできる。ソマリア沖は海保の巡視艇での対処は、距離や海賊の装備の規模などから困難としている。
 海保の海賊対策では、過去にマラッカ海峡での経験があり、仏のプルトニウム護送でも海保が担当しており、海保のソマリア出動は強ち無理とは言えない。
Mas090128


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2009.01.27

「カジノ資本主義の克服」を読む

  「サブプライムローン危機が教えるもの」との副題を持つ本書のライターは、日米金融比較研究会(監修:相沢幸悦埼玉大教授)となっており、日本のあり方を考える学徒を中心に構成され、議論を重ねた結果としての著作であることが述べられている。
 よく分からなかったものには、低所得者向け住宅ローンで、リスクの高いサブプライムローンを証券化した金融商品を組み込んでいる債務担保証券(CDO)の格付けは高いはずがないと考えるのは、高度の金融工学を知らない素人議論であるとする考え方。これは、リスクがリスクでなくなると言うマジックではないだろうか、理解を超えた「神秘」の世界としか言いようがない。全く理解できない。
 米国でアポロ計画が終結したのに伴い、NASAから大量の自然科学者が放出され、金融界に流入した。この人材が、リスク管理や金融収益拡大の技術を発展させたとしている。この人たちが、高リスク商品を優良金融商品に偽装したのではないだろうか。
 ヘッジファンドについては、その形態・動態がかなり理解できた。
 結局、金融の肥大化が投機社会やカジノ資本主義を生み出しているのだから、日米型システム(新自由主義)から抜け出し、ルールある経済システムを構築する方向を目指すべきだとして、EUのうちのドイツに学ぶべき点が多いことを指摘している。Mas090127_2


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2009.01.25

読み飛ばしもまた国語力になる

 毎日新聞社が24~25日、世論調査を実施した。国会の開会直後に行っていた他の主要新聞社による世論調査と合わせ、1月の内閣支持率が揃った。読売を除いて3社が20%割れとなっており、4社平均で19.4%となる。
 歴代内閣の最低支持率となると、20%割れは多数(10名ぐらいか?)いて、まだ安心と言うこともできるが、上昇機運は見当たらないので、末路はどうなることやら。
 本日も、大相撲初場所千秋楽で、表彰状の読み飛ばしがあった。「内閣総理大臣杯」の「杯」を読み飛ばし、「内閣総理大臣 朝青龍明徳殿」と述べる結果となった。多分「杯」が読めなかったのではないだろうか。
 さる23日の首相に対するいわゆる「ぶら下がり」取材のやりとりの中で、「2008年ていうと、平成何年です?」と真面目に記者に訊いたらしいのだ。平成元年は西暦では何年かと言うようなややこしい問題ではない。去年のこと、もっと言えば、4週間前のことが思いだせないのでは、滑稽を通り越して悲しくなる。
      1月  12月
  共同  19.2%←25.5%
  朝日  19.0%←22.0%
  読売  20.4%←20.9%
  毎日  19.0%←21.0%

Mas090125


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2009.01.24

3たびオートコールがかかってきた 

 本日午前中に3たびオートコールがかかってきた。
 08年9月と12月、そして本日だから今度は1カ月間隔(全て下旬)である。「内閣支持率」などを調査していますとの機械音による問い合わせだった。通話先は非通知で、「ああまたか」と思い、遅い朝食中だったこともあって、ガチャ切りとした。
 国会が開会されて3週間、世論調査では、各社とも麻生内閣支持率は20%を切る状況では、選挙に打って出るのは難しく、せいぜい低下傾向に歯止めがかかったことを確認したいのかも知れないが、現実的には誤読は頻発し、定額給付ではブレまくっているので、気やすめにもならないのではないだろうか。
 朝日の記事では、このマーケットリサーチは「首相も縛る」らしいのだが、こうちょくちょくリサーチされてはネタがバレるのではないかと思っている。
Mas090124


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2009.01.16

中国産の活鰻から農薬ジコホールを検出

 千葉県は15日、中国産の活(いき)ウナギから基準値の3倍に当たる農薬有機塩素系殺虫剤ジコホールを検出したとして、輸入業者「丸勝」(成田市)に対し、輸入販売したウナギ1500キロ(約6000匹)の回収命令を出した。
 問題のウナギは今月3日、中国(福建省)から輸入されたもので、成田空港検疫所の検査で、基準値(0.01ppm)を超える0.03ppmが検出された。千葉県印旛保健所は丸勝を立ち入り検査し、販売経路などを調べているが、既に東京都や埼玉、千葉県内の食品加工会社などに販売されている。千葉県は「検出された農薬は微量で健康への影響はない」とみており、これまでに健康被害の報告はないという。
 ジコホールは、果樹や野菜に付くハダニ類の駆除に使われており、大量に摂取すると吐き気や知覚異常、肝障害などを引き起こすとされ、国内では生産されていないが、
使用は認められているとのこと。
 輸入食品の危険性がまたしても明らかになった。ウナギに抗生物質の投与が問題になったことは承知していたが、ウナギが死なない程度の農薬には驚いた。これが産地表示で偽装されれば、日本国民の肝障害が拡大する。検査体制を強めるなど、食品の輸入は一層厳重にすべき。
 輸出(中国福建省の業者)側には、納得のできる釈明を求めたうえでなければ、再開するのは止した方がいいかも。杜撰な養鰻業者がいるのではないだろうか。日本では、ジコホールの生産は認められないが、使用は認められているのもヘンな基準ではないだろうか。
Mas090116


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2009.01.15

「しゅうび」の急と発言し誤読劇場は本年も健在

 麻生首相は13日の官邸での記者団質問に、景気対策に取り組む政府の姿勢に関連して「しゅうび」の急と発言した。「焦眉(しょうび)の急」と言うべきところを間違えたと思われる。首相周辺も「首相が明らかに間違えた」と指摘しているとのこと。レンズの焦点、焦土作戦などを知らないのだろうか(しゅうてん・しゅうどと読む?)。
 通常国会が始まって「ていまい」「しゅうび」と週1回のペースの誤読である。政治家は言葉で政策なり方針を国民に伝える必要があるが、これでは正しく伝わらない。「しゅうび」には、「愁眉を開く」があるけれども、ここでは不適切と思われる。
 また、13日の衆院財務金融委員会で、定額給付金を高額所得者が受け取ることについての「さもしい」発言には、「さもしいと思っていたら、そうは言わない」と発言し、事実上撤回したとのこと。これも「言わない」とするだけで、首相自身は「サモ」しいと思っている。なぜなら、さもしくなければ、自ら積極的に受領を言明すべきではないか。
 そんな状況を踏まえて、1月に入ってから実施された各社の内閣支持率世論調査は、ほとんどが20%割れとなった。
  共同  19.2%
  朝日  19%
  読売  20.4%
  ANN  19.3%
  JNN  18.3%
  FNN  18.2%
Mas090115_3


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2009.01.14

限定業種以外は登録型派遣を禁止する

 非正規雇用者数は、2008年現在1719万人と、非農林業雇用者数に占める割合は33.9%に達している。非正規雇用者はパート、アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託などからなるが、最も多いのはパート。
 伝統的なフルタイム雇用から、非正規雇用の拡大は世界的な傾向とのこと。
 年末から話題になった日比谷公園の「年越し派遣村」であるが、派遣労働については、このサイト「派遣110番によく寄せられる質問と回答」が詳しい。その中で、「派遣対象業務の限定から自由化へ(1999年12月以降)」のグラフが適切で、実態がよく分かるので引用する。
http://www.asahi-net.or.jp/~rb1s-wkt/qa2005.htm から
Mas090114
============================================================
《外側の円は改定後 内側の円は改定前》
A 改定前・改定後 派遣対象26業務(政令)
B     改定後 派遣対象業務(原則自由化) * 派遣期間1年まで
W 改定前     派遣禁止業務(原則禁止)
X 改定前・改定後 法律による禁止業務     * 港湾運送、建設、警備
Y     改定後 附則による禁止業務     * 製造業務 当分の間
Z     改定後 政令による禁止業務     * 医療関連業務
============================================================

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2009.01.13

登録型派遣を早急に規制するべし 

 ニュースによれば、派遣切りとか2009年問題とかが叫ばれている中、共産、社民、国民新の3党は、派遣労働が原則自由化された99年の改正より前の時点まで派遣法を戻すという基本的立場を確認し、限られた業種以外は登録型派遣を原則として禁止する案で一致した。
 労働者派遣事業には、常用労働者だけを派遣する特定労働者派遣事業と、一般労働者派遣事業労働者(この中に登録型が含まれる)がある。常用型派遣社員の場合は、派遣契約が途中で解除されても、派遣元との労働契約は解除されるわけではなく、つぎの派遣先で働くまでの間の賃金を派遣元に請求することができるが、登録型の場合、その雇用契約期間が終わったら、つぎの派遣先が必ず見つかるわけではなく、労働のこま切れとなり、 雇用が断続し保障がないという問題がある。
 雇用の基本は、あくまでも直接・常時雇用である。基本的には、使用者が雇用責任を取ることができる直接雇用で、働きたいだけ働ける期間の定めのない雇用でなければならない。間接雇用は、江戸時代以降、口入れ屋・手配師などがはびこり戦前まで続いたが、劣悪な労働環境が深刻な問題となっていた。戦後、職業安定法などで改善されたものである。
 登録型派遣については、03年には日弁連(日本弁護士連合会)が反対の意向を発表しているものの、04年には製造業まで拡大された。最近、製造業にまで拡大したのは誤りと民主党も発言したり、厚労相も個人的見解で表明しているが、医療関連業務や短期業務などが残っている点は看過してはならない。
 独仏などにも派遣労働があるが、日本のように派遣先・派遣元企業に対する規制が杜撰ではないとのこと。
Mas090113


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2009.01.11

麻生内閣支持率さらに低下し危機的水準

 10日~11日にかけて行われた共同通信社の全国電話世論調査で、麻生内閣の支持率は19.2%となった。12月上旬の主要新聞社の調査では20%台の低位だったが、12月中旬の時事通信社の内閣支持率では16.7%と、20%の大台割れを記録していた。
 一方、不支持率は70.2%と、森内閣以来8年ぶりの70%越えをマーク。解散総選挙は予算が成立してからとか、サクラの咲くころ(2月から5月と幅広)、サミットを花道に、果ては任期満了までと総選挙を逃げまくっているから、森内閣と同様内閣支持率はヒトケタまで転落が予測しうる。
 共同通信社の世論調査では、話題の2兆円定額給付金についての設問では、「評価しない」が70.5%となっている。
 国会論戦で「12月にはサモしいと言っていたが」と訊かれ「なにも変わっていない、高額所得者もどんどん消費を」と答え、「首相自身は?」の質問に「いまは言明できない」とした。言説ブレまくり、限りなくご都合主義である。心中を察するに、サモしいと思っており、受け取らないと高言できないだけではないか(サモしいことを国民に勧めることになり、自らの政策を信用していないことになる)。
 減税ではなく、全国民に給付するのは「バラマキ」でしかない(これは政治とは言えない)。受刑者収容施設が近辺にある住民は、受刑者も給付されるのかとの話題もあるとか。
 エントリをアップする直前に読売の世論調査(9~11日)が発表された。麻生内閣の支持率は20.4%、不支持率は72.3%である。
Mas090110_2


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2009.01.07

平成廿十一年は平成弐拾壱年としてほしかった

 麻生首相は、6日の衆院本会議で、日本経済の現状に関する答弁で「低迷」を「ていまい」と読み間違えた。すぐ「ていめい」と言い直したものの、すかさず「またか」とのヤジと、失笑が出たとのこと。「ていまい」との誤読は昨年12月の参院財政金融委員会でも発言しているが、学習効果が認められるので、これ以上は不問とする。
 「アイティー」を「イット」と読んだ元首相は、内閣支持率ヒトケタとともに記録(記憶?)に残っているが、麻生首相は、「ふしゅう」「ていまい」を両三度も発言した首相として記憶(記録?)に残る。大リーガー新庄選手は「記録はイチローに記憶はシンジョーに」と述べている(どんな状況だったかは忘れた)。
 08年は漢字の誤読で評判を落とした麻生首相は、得意の書道で挽回を図るべく、4日の年頭記者会見で書き初めを披露したが、色紙の落款を「平成廿十一年」と誤って書いていた。「廿」は1字で「二十」を意味するため「十」は不要。
 パソコンで「にじゅう」を変換すれば、「廿」が出てくるし、手許にある「大字典」で調べても「字源は十と十の合字、二十のこと」となっている。ついでにIMEパッドで手書きで「十、十」と書けば「廿」が出る。自民党のホームページに掲載された画像でも、当初は平成廿十一年となっていたが、「十」が消去された。
 過去に有識者から「十」を付けると教えられたとのことだが、疑問が湧かなかったのかが問題。だいたい、大店の大福帳に記す商家風のような表記が不適切、年頭に国民に伝えるのなら「弐拾壱年」と書いてほしかった。
Mas090107

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2009.01.06

国会議員は矜持をもって定額給付金を受け取る

 通常国会が開会され論戦が始まった。6日、野党代表格の民主党は「雇用対策と定額給付金」で政府批判を展開した。
 その6日、定額給付金で与党自民党の細田幹事長が「国会議員は定額給付金を受け取るべきだ」と発言した。もともと首相は「1億円も収入がある人は貰わないのが矜持」と発言して、給付金の受け取りを辞退する意向を示していたのに、あっさりと持論の撤回を示唆した(記者会見で態度未定を表明)。
 首相の矜持は「屁の突っ張りにもならない」と言える。本日の論戦でも、3年後の消費税増税について「中期の財政責任を示すのが政府与党の矜持だ」と反論していた。弊履のごとく捨て去る矜持ではないか。
 定額給付金については、当初、全国民に一律給付が建前だったが、高額所得者に給付するのはいかがなものかとの疑問が出され、矜持が持ち出された。その基準はいかにとなって、スッたモンだの挙句、総務省は所得制限を設ける場合の目安として「1800万円以上」を示しただけで、全て「地方自治体の判断」に丸投げとした。
 国会議員は所得制限を超えているから、全員で率先して基準破りすることになる。迷走すること夥しい。再度、制限規則遵守が表明されるかも。理念なき政策の実態とでも言うべきか。
Mas090106


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2009.01.05

私たちはモノじゃない

 日比谷公園の派遣村も、5日をもって閉村となって、1週間の限定ではあるが、次の4つの公共施設で受け入れ先が見つかった。この間、生活保護が受け付けられたりしたようだが、大きく展望が開けることはなかった。セーフティネットのない社会の欠陥と、政府の無策が明らかになったことは確かだった。年末はこれぐらいで治まったが、年度末までには非正規労働の85千人が、失職か失職見込みと言われている。どうするのだろうか。
 街角のポスターに「私たちモノじゃない」(共産党)を見かける。派遣労働者の処遇をめぐっての適切な表現と理解する。ウィキペディアの「労働者派遣事業」を検索すると「派遣労働力の担当は人事・労務ではなく資材調達」とあり、部品と同様の扱いであることが分かる。どこかの裁判で「人事課ではなく購買部」という事実も判明した。一方、正規社員は直接雇用の労働者として「人事・労務」で処遇していると思われる。たぶん、両者では費用の区分が異なる。
 結局、労働力商品の捉え方に2通り拵えて、劣悪な方を拡大させた。いつの間にか全労働者の3分の1の17百万人が非正規雇用で、年収2百万円以下の働く貧困層が1千万人になっている。きわめて脆弱な社会である。もう自己責任とは言わせない。
Mas090105

 

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2009.01.04

日比谷公園の「年越し派遣村」

 マスコミ報道などにによると、昨年12月31日に開村した、東京の日比谷公園内に開設されている「年越し派遣村」には、派遣切りに遭った労働者らが、次々と詰めかけ1月2日までには、主催者側の当初の予想を大きく上回り300人を超えた。テントが足りなくなって、そのまま野外で野宿せざるを得ない人も現れていた。厚生労働省は2日、同省庁舎内の講堂を5日の午前9時まで開放して使わせることとした。厚生労働省が民間に開放するのは史上初と言われている。しかし、ここも使える期限は5日朝までしかない。
 「越冬炊き出し」「越年炊き出し」など、似たような活動が、大阪、名古屋、岡山、広島などでも行われており、どこでも主催するのはボランティアなど民間である。ここにも政治的無策がある。日比谷公園の場合は、厚生労働省への抗議の意味を込めて開設したとも言われているが、ここは公共団体によるセーフティネットが立ち上がるべきところではないか。地震や風水害などによる仮設住宅が建てられるように、災害対策として実行されるべき。
 自然災害は予測しにくいが、今回の場合は、11月末ごろからある程度予測できた。明日5日から通常国会が開かれる。野党5党(民主、共産、社民、国民新、新党大地)は、冒頭に「雇用・住居確保」で決議案を提出する。
Mas090104


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2009.01.03

高校サッカー選手権3回戦を見る

 個人的には、恒例の正月行事である高校サッカー選手権3回戦2試合を観戦した。入場料は1500円と高くなっていた。入場者は6000人超。
 ◆國學院久我山 7-1 那覇西(前半4-0、後半3-1)
 ◆広島皆実    1-0 作陽 (前半1-0、後半0-0)
 國學院久我山は、ハットトリックが2人もいて、2試合とも7得点と圧倒的な得点能力を見せてくれたが、クジ運に恵まれたという見方もあるかも知れない。4回戦あたりで真価が問われると思われる。 文武両道が喧伝され、勝利者インタビューで「センター試験ですね、東大受験の準備はどうですか」と聞かれていた。
 クラブユース出身の選手が多いらしく洗練されたプレーが目立つ。高校サッカーというよりクラブチームの感じ。
 広島皆実VS作陽は、隣県同士でレベルの高い、競り合ったゲームだった。総合的な実力で試合結果は順当なものと思った。
 2試合ともPK戦にならなくてよかった。あれは当事者も辛いだろうが、観客としてもハラハラして、敗者に残酷な決着のつけ方と思っている。
Mas090103


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2008.12.30

米国が「いい加減にやめろ」と言えば済む/ガザ空爆

 パレスチナ・ガザ地区に、イスラエル軍による大規模空爆は30日も行われ、これで4日連続となった。67年の第3次中東戦争以降最も激しい空爆と言われている。これまでの死者は、民間人を含め375人以上に達したとのこと。
 イスラエルは「ガザを実効支配するハマス(イスラム原理主義組織)との全面戦争」を宣言するが、ハマスは選挙で選ばれた政権であり、仮にもハマスのロケット弾攻撃が理由にあるとしても、その百倍以上の報復を展開するのは、唐突かつ行きすぎた正当防衛と言わざるを得ない。EUや国連は即時停戦を求めているほか、日本政府も自制を求めたが、「自衛措置」と一蹴された。
 イスラエルの行動を制御できるのは米国であるが、いまのところブッシュ米大統領から公式なコメントは出ていない。代わってホワイトハウスの報道官は「米国はイスラエルに自衛が必要であることを理解している」とイスラエルに空爆停止を求めず、「暴力の停止には、ハマスがロケット弾によるイスラエルへの攻撃を中止し、持続可能で長期的な停戦に合意する必要がある」と述べた。
 イスラエルの軍事費の約2割が米国援助(人件費を考慮するとどれくらいになるのか)であり、武器の調達や供給は米国に支配されている。ひとこと米国が「いい加減にやめろ」と言えば済むはずだが、そこは武器商人の子孫(ブッシュ家は日本向け焼夷弾で潤ったとか)、うまい汁だからなかなか止められないのかも。
 オバマ次期大統領ならどうするだろうか。
Mas081230_2


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2008.12.27

再びオートコールがかかってきた

 11月下旬に、新聞記事に触発されて9月下旬のオートコールについて、このブログに記事をアップしたが、本日(27日)再びオートコールの見参である。前回からジャスト3か月である。電話番号は非通知、前置きは前回とほぼ同じであるものの「この電話は東京5区の方に電話しています」「あなたがそうでなかったら、ここでお切り下さい」と告げられた。前回同様、女性のテキパキしたコールだった。当該区であったが、これ幸いと便乗してガチャ切りした。データをより正確にしようと考えたのかも知れない。
 麻生内閣支持率の世論調査は、20%を下回る結果(12/19時事16.7%)が出ているから、このコール調査は、前回比、より惨憺たる結果になると思われる。「麻生内閣は進退極まった」「自民党は消費期限切れ」など広言されており、身内からも衆院本会議で野党提案に賛成投票が出るとか、「使命は終了した(元幹事長)」などが明言されている。
 政治的空白は避けるとして解散総選挙を先送りし(金融危機の本家米国は、大統領選挙を粛々と済ませた)、政局より政策と発言しながら、第2次補正は後回しにする。そして年末を迎え、非正規労働者を中心に解雇が急増して、寒空のもと路頭に迷う。中小企業は黒字でも倒産の危機が迫っている。ここは、政治が救済しなくてなにが政治家かと言いたいところ(オバマ一辺倒ではないが、グリーン・ニューディールぐらいは見習ったらどうかと思う)。
 ずっーと思っているいるのだが、3年後の消費税増税に関して、世論が沸騰しないのはどうしたことだろうか。もう自民党には投票しない(与党にはしない)と決めているんとちゃうだろうか。
Mas081227


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2008.12.25

ブッシュ大統領に当てる靴投げオンラインゲーム

 12月14日、バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領に、靴を投げつけて拘束されたイラク人のムンタゼル・ザイディ記者は、来週から裁判にかけられる。裁判で有罪となった場合には、実刑が科せられる可能性があるが、同記者を英雄視し、拘束に抗議しているイラク人も多いと言われている。

 一方、当該の靴の「製造元」と名乗りを上げたイスタンブールのバイダン社は、「普段は年間1万5千足売れる靴だが、事件後、37万足の注文が入った」と語ったほか、靴の商品名も「バイ・バイ・ブッシュに変えた」そうだ。米国も含めて発注があると言われている。
 目ざとい便乗商法と言えるが、実際には確認が難しく、多数の製造元を名乗る業者がいるとの報道もある。

 製靴業者のほかには、早くもオンラインゲーム(クリック推奨)が登場した。全世界でアクセスが広がっていると言われている。筆者(亭主=雪之丞)もトライしたが、現実と同様なかなかに命中するのは難しい。前回は3発だったが、本日は6発まで上達した。やや右側から(右打者内角寄り)に投げるのがよろしいようで。
 ランキングトップ10には、世界中の国名が挙げられている。
Mas081225


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2008.12.24

師走点描

 昨日23日の休日、所用があって「渋谷&新宿」に出た。
◆救世軍の「社会鍋」募金
 100年の歴史をもつ伝統の慈善事業である。新聞記事(朝日)によると、厳しい不況の中で、募金額は昨年同時期より大幅増加とのこと。わが家は先日、家人が応募したので、今回は見送り、みどりの窓口で待たされている間、ずっと観察していた。結構協力する人が続く。ラッパが効果的、新聞の写真に出ていたひとたちだった。
◆新宿ではキリスト教の布教活動
 高く幟をたて説得力のある声がスピーカーから流れる。「神の国は近づいた」と去年と同じスローガンである。ひょっとしたら2千年続いているのではないか、どれぐらい近づいたのか。個人的には、誰もが毎年、死の国に接近しているのは間違いないのだけれども。
◆「麻生邸拝見」やりなおしツアー
 澁谷12時の約束だったので、11時半ごろモアイ像の前を通ったら、青年が一人段ボールのステッカーを掲げ、午後1時からここ(モアイ像)で集会が行われますと叫んでいた。ここは狭いからなあ、と思いながら通過した。
 帰宅してネットニュースを見て驚いた。10月の「麻生邸拝見」やりなおしツアーだった。佐高信も雨宮処凛も参加したが、100人の参加者を上回る出動警官150名とかに、主催者側は出発した直後に中止し、今回は逮捕者などを出さずに終わった。 
Mas081224


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2008.12.23

本年は台風上陸もなくリンゴは豊作だったけれど

 気象庁は22日、「本年は台風の日本上陸ゼロ・接近数も平年下回る」と発表した。今夏は日本付近で高気圧が強かったため、台風が発生するフィリピン東海上付近で発達が少なく、発生した場合でも多くが中国大陸へ向かい、日本を回避した。
 この結果、台風もなく天候も順調で農作物は全国的に出来がよく、ブドウもナシもカキもミカンもリンゴも豊作だった。そして安かった。京浜方面での主要果実の平均単価は過去10年間で最低とか、不況と消費減が原因らしい。
 自分の体験では、東京のど真ん中で、1個39円のリンゴを2度も大量買いした。39円では輸送費をカバーするのかどうかと考えたりもしたが、商品は安かろう悪かろうではなかった。美味だった。納得したのは形が良くなく、まっすぐに座らなかっただけだった。
 結局、平均気温の高温化が、台風を寄せ付けなかったともいえる。
 11月現在で、気象庁が本年の天候の特徴についてまとめた(22日)ところによると、世界の年平均気温は、117年の中で10番目に高い値(+0.2°C)となる見込み(2月に12月分を加味して再計算)。日本の年平均気温は、110年間で13番目に高い値(+0.41°C)となる見込み。
 平均気温の変動の要因は、温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化と自然変動が重なったもので、平均上昇度より低下(世界+0.67°日本+1.11°)したのは、日本の場合、ラニーニャ現象の影響が考えられるとのこと。
Mas081223


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2008.12.22

りそな年金裁判の控訴審は結審した

 22日、りそな企業年金裁判は、第3回控訴審で結審となった。判決は09年3月25日に言い渡される。
 本日の控訴審では、被控訴人第2準備書面と控訴人第3準備書面が提出され、それぞれが弁論とされたが、裁判長はこの日も、被控訴人書面につき質問があった。
 プライベートメモによると、普通、年金減額が行政処分だとしたら、
①原案作成
②代議員会可決
③厚労大臣認可
④基金の変更裁定
 となると思われるが、被控訴人は③④の辺りで分別がなされていないかのように受け取れる。厚労大臣認可=規約変更と主張して、不服教示は不必要だとしている。
 もともと厚生年金保険法(厚年法)には、減額の規定はなく、減額は局長通達によりなされたため、実際の減額は無法状態で行われている部分がある。例えば「減額のご案内」などは法的根拠のない事実上のものとされている。仮に通達による減額であっても、行為は厚年法に則り、厚年法にないものは民法にまで遡って行われるべきで、裁判もそうした立場からなされることを期待したい。
 日本経団連は、政府に対する年次要求で「厚生年金の減額をしやすく」を掲げている理由もここ(厚年法に減額条項を明記)にあると思われる。
 「りそな企業年金裁判」は史上初の厚生年金減額裁判であり、ここで無法な減額がまかり通ってしまうと、影響するところは大きい。多分、裁判長もそこんとこ自覚しているのだろうなあ。
Mas081222_3


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2008.12.21

高校駅伝とサッカーのクラブW杯をテレビ観戦

 体調不良もあって、本日は終日テレビでスポーツ観戦となった。昼間は、例年見ている高校駅伝(男女)。夕方からはトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)の3位決定戦と決勝戦を続けて見てしまった。
 サッカーは、ガンバ大阪とマンUが勝ってよかった。レベルの高いサッカーを見ることができたのに満足。パワ-・スピード、ロナウドの場合はさらにテクニックが加わる。ガンバ大阪は全世界で3位となり、Jリーグのレベルも高いことが証明された。ガンバ大阪の場合は、西野監督の指導や采配を評価したい。
 高校駅伝(男子)では、本年から「花の1区」から外国人を排除したことがよかった。今までは1区は、最長距離だから外国人メリットが大きすぎたかも知れない。優勝した佐久長聖高は、全員のフォームがきれいだった。記録も日本人ばかりでは初めて2時間2分台をマークした。
Mas081221

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2008.12.19

羽生4冠、前人未到の「永世7冠」ならず

 第21期竜王戦7番勝負第7局は、18日午後7時30分、渡辺竜王が勝利し、挑戦者の羽生4冠(名人・棋聖・王座・王将)は永世竜王の達成がならなかったほか、5冠復帰にも失敗した(9月王位、12月竜王)。
 このたびは、永世竜王(連続5期と通算7期)のかかる対戦であったが、若さの渡辺竜王が5連覇し「初代永世竜王」の栄誉に輝いた。もうひとつ話題としては、羽生4冠の3連勝4連敗という将棋のタイトル戦史上初の記録が生まれ、王者羽生4冠が大逆転劇の引き立て役を引き受けてしまった。これには、竜王戦の特殊要因があるのかも知れない。
 これで年内に永世7冠の夢は潰えたが、毎年「永世7冠」への期待は持てるので、来年(竜王戦は10月~12月)まで残しておいてもいいが、7冠王再達成はどうなるだろうか。
 前回の7冠全制覇も1度は失敗した。6冠獲得後、王将戦で挑戦しながら敗退し、翌年は6冠すべてを保持したうえ、再度王将戦に挑戦しリベンジした経緯がある。でもそれは10年以上も前の話であり、一回り以上も年下の渡辺竜王に大逆転を食らうようでは安心できない。まあ将棋は40歳までとも言われていることから、羽生4冠が30歳台の間は「7冠再達成と永世7冠達成」を期待しようか。
Mas081219


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2008.12.18

世界に通用する遠藤選手のコロコロPK

 サッカーのクラブ世界一を決めるトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は、18日、横浜市の日産スタジアムで、準決勝が行われ、ACL王者のG大阪は、欧州覇者のマンチェスター・U(イングランド)に3-5で敗れた。
 久しぶりに全試合をテレビ観戦したが、大変見応えのあるゲームだった。
◆≪マンUにG大阪が肉薄した≫もう1試合を残しているので、パワーセーブ気味であったが、マンUは今シーズン最大の失点となった。
◆≪ロナウドのスピードとテクニックを見ることができた≫他の選手も驚くべきスピードとパワーがあった。アウトするかに見えたボールを再三追いついていた。
◆≪ファーガソン監督の采配≫定番であるとはいえ、残り15分ぐらいで交代させた2選手が3得点をマークした。
◆≪ルーニーの威力と暴れん坊ぶり≫2-1に追いつかれた1分以内に3-1に引き離すゴール。そして6万観客の前で、DFを蹴りまくる。
◆≪出ました遠藤ヤットのコロコロPK≫世界でも通用することが明らかになった。中村俊のFKを参考に、相手GKは2メートル近く、俊敏なので外しても手が触れるかもと計算して、いつもよりやや高速だった。念のためだが、それでもコロコロPKだった。
Mas081218_2


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2008.12.16

空自イラク部隊撤収につき「朝日」と「東京」の報道

 個人的には、相対的に信頼度の高い「朝日」であるが、空自イラク部隊帰国開始として、「米軍中心の多国籍軍兵士を運ぶため、空輸支援活動をしてきた空自が撤収作業を開始」「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域と政府は主張」「06年7月陸自撤収後も輸送先を拡大」などと、社会面で報道した。
 一方、このところ評価を高めている「東京」は、「空自機は米軍の指揮下で、兵員輸送の一角を担っていた実態があらためて浮き彫りになった」「アルビル以外の便は『すべて多国籍軍向け』(自衛隊幹部)で、空自機は米軍から『タクシー』と呼ばれていた。隊員は『空自機は米軍のいいように使われ、コマにすぎなかった』と指摘している」「名古屋高裁は4月、空自機が武装した米兵を戦闘中のバグダッドへ空輸することについて『違憲』との判断を
示している」と報道した。
 この段違い平行棒的な差異はなんだろうか。記者のレベル相違や一方のスクープとは言えないとしたら、結局は、編集の力量やスタンスの差が問われることになる。まあ、スクープと言えるほどのものではないと思われるのだが。

<イラク派遣訴訟控訴審判決要旨 名古屋高裁>(部分)
 空自の輸送活動は、主としてイラク特措法上の安全確保支援活動の名目で行われ、それ自体は武力の行使に該当しないとしても、現代戦では輸送なども戦闘行為の重要な要素であり、多国籍軍の戦闘行為にとって必要不可欠な軍事上の後方支援を行っているといえる。
 空自の空輸活動のうち、少なくとも多国籍軍の武装兵員を、戦闘地域のバグダッドへ空輸するものについては、他国による武力行使と一体化した行動で、自らも武力の行使を行ったとの評価を受けざるを得ない。
 空自の空輸活動は、イラク特措法を合憲としても、武力行使を禁止した同法2条2項、活動地域を非戦闘地域に限定した同条3項に違反し、憲法9条1項に違反する活動を含んでいる。

Mas081216

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2008.12.15

怪我も会合も「かいが」と読む

 日中韓3カ国の首脳会議(13日)が開催され、事後に首相自ら「この会合は初めて単独で開催された意義」を語るところで、「かいが」が出てしまった。国会でも再び、低迷を「ていまい」とやって、「ていめい」と野次られた。
 言葉により、日本をリードしていく立場にある首相には、不適切な国語能力である。聞く方は推量せざるを得ず、つれてその中身を訝しがざるを得ない。
 「ふしゅう」から、このたびのKY論議が広がったが、外相だった時の発言には誰も頓着せず、単なる言い間違いで済ませていたのに、首相に就任してから2度3度と連発したところで、波紋が広がった。
 首相の読み間違いは、20語ほどリストアップされているようだが、いずれも1回だけの話題だった。しかし、このたびは初めて「ていまい」が重複して出た。つまるところは、首相に学習能力がない証左である。
 そんな首相が、12日の記者会見で「3年後に消費税増税の実施」を明言した。与党である自公と対立したままである。漢字読めないと、情勢が読めないとダブッたKYと言うほかない。
 報道によれば、麻生内閣支持率19.8%の世論調査も出た。
Mas081215


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2008.12.14

ポーランドのポズナニで開催されたCOP14

 12月1日から、ポーランドのポズナニで開かれていた国連気候変動枠組み条約の第14回締約国会議(COP14)は、12日閉幕したが、先進国と発展途上国の意見が対立し、2050年までの長期目標、20年までの中期目標とも合意に至らなかった。
 基本的な対立のほか、現象的には9月からの金融危機と経済不況の波に脅かされ、積極的な地球温暖化対策に踏み込めなかったことと、9年1月からスタートする米国のオバマ次期政権がどんな姿勢を示すのか、模様眺めの気持ちがうかがわれた。
 08年から実効期間に入っている「京都議定書」は12年に失効する。その後の枠組み(ポスト京都議定書)については、07年のCOP13(バリ)で採択された目標「バリ・ロードマップ」で、COP15(デンマークのコペンハーゲン)で合意となっているが、このたびのCOP14の停滞・先送り状況から失望感が否めない。
 日本政府は、「2050年までに世界全体で排出量半減」との長期目標を掲げ、先進国の20年ごろまでの中期削減目標については、数値の設定に強く反対した。この結果、2日連続して「化石賞」の「栄誉」に輝いた。
 環境問題までブッシュ政権を後追いしてはいけない。なにせ、次期オバマ政権は京都議定書をまとめた民主党(クリントン&ゴア)政権なのだから、どんな急展開があるかも知れないのだ。
Mas081214


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2008.12.12

池辺晋一郎作曲 レクイエム「いのちこそ」

 08年1月5日のマイブログで、作曲家池辺晋一郎(東京音楽大学教授)さんの作品、混声合唱組曲「レクイエム いのちこそ」の演奏会を取り上げたが、漸く実現する見通しとなった。
 2009年2月7日、世田谷区民会館ホール「講演と音楽のつどい」
 池辺さんのトークのほか、出演者は湯川れい子さんと鈴木瑞穂さん
 演奏は松原混声合唱団
 演奏する松原混声合唱団は、アマチュア合唱団であるが、1973年全日本合唱コンクール全国大会に初出場で金賞を受賞の輝かしい実績がある。いうなればアマチュア日本一である。独自の演奏会も行っており、最近では7月に第19回演奏会(東京オペラシティコンサートホール)が開催され聴きに行った。
 混声合唱組曲「レクイエム いのちこそ」の構成は次の通り。
1.よびかけ 土井大助
2.虫けら 土井大助
3.川面に 土井大助
4.祈り 正田篠枝・仲宗根政善
5.誓い 日本国憲法
 「この崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」とクライマックスで盛り上がったエンディングは素晴らしい。CD化されていないので必聴。Mas081212_2

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2008.12.09

インフルエンザ予防接種の初体験

 風邪(インフル)ごときで予防接種などするべきものかなと、ながらく矜持を誇っていたが、家族・親族全員が接種完了し、年末年始の親戚交流も除外されそうな事態になってきたので、先月下旬、生まれて初めて予防注射を受けた(有料)。
 国立感染症研究所(感染研)では、流行開始の指標は「1医療機関当たり1人」に達すると「流行宣言」するらしく、関東では栃木(1.71人)と千葉(1.34人)の両県で目安を超えており(9日)、来週にも全国的な「流行宣言」が出される見通しらしい。
 予防接種は疑似体験をさせて、抗体を形成するらしいから、接種後は鼻かぜを2度も経験した。熱はないのに水洟が止まらない現象に遭遇し、そのつど市販の鼻かぜ薬を服用した。接種による余分な罹災である。まあ、防寒対策に不備があったり、夜更かしなどが原因であるから、そちらの対策も考慮すべきかも知れない。
 ワクチンを接種することで、成人では70~90%の発病を阻止し、65歳以上の高齢者では約80%の死亡を阻止する効果があるとのこと、痩せ我慢はしない方がいいのに決まっている。有効期間は5か月とか、来年の4月までは大丈夫だろう。
Mas081209


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2008.12.07

低迷著しい麻生内閣支持率/主要新聞社世論調査

 主要新聞社が、6日7日の週末にかけて行った麻生内閣支持率の世論調査結果は、次の通りで、軒並み20%台の低位にへばりつき10%台からヒトケタに向かう勢い。
 政府与党サイドから「麻生離れ」が出てきたり、民主側からは超大連立の話が出ている。予算が成立できなかったり、成立を待って、あるいは予算と引き換えに解散など情報は溢れている。 

     支持する  支持しない
朝日    22.0%    64.0%
共同    25.5%    61.3%
読売    20.9%    66.7%
毎日    21.0%    58.0%

 この間、非正規労働者が3万人も、年末に向けて解雇される。09年にはさらに厳しくなる予測も出ている。派遣社員の場合、解雇即住所なしとなる厳しさであり、年末にかけての政治の対応が試されている。金融災害(首相だけが自然災害のように言っている)だから、地震などと同様に、定額給付金をやめ、仮設住宅の建設こそが望まれる。
Mas081206


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2008.12.02

「百寿は元気」を読む/西山竜平さんの逝去

 戦争サヨナラの副題を持つ西山竜平さんの「百寿は元気」を読んだ。
 1904年11月30日生まれで、あと2日で満104歳となる28日、高血圧による虚血性心疾患のため逝去された。この書物は本年8月に出版しているから、103歳の著作である。軽やかな筆致は、驚くべき生命力と言うほかない。
 大阪で生まれ、高知で育つ、東大文卒。戦前は1932年から約2年間未決拘留で刑務所をタライ回しされている。 戦後は、「きけわだつみのこえ」に心を寄せ、BC級戦犯として罪状を一身に背負い、刑場の露と消えた「後輩」の心情を推量する。
 今では歴史となりつつある戦後の経験だけでなく、現在の「九条の会」にも触れ、「ルールなき資本主義」を批判している。
 長寿に関して、本文で独自の養生十訓を公開しているが、これまた驚愕に満ちている。後口上で、医学関係者の長寿レポートを「養生八訓」として紹介していたので、それを書き出しておく。
 「栄養状態を高く保つ」「動脈硬化になりにくい」「痴呆が少なく自立している」「糖尿病の人が少ない」「貧血は少なく炎症反応も低い」「気が細かく意志が強い、依存心が少ない」「自分の人生を肯定的に考えている」「家族の援助・介護関係がうまくいってる」。
 心からご冥福を祈ります。
Mas081202


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2008.12.01

党首討論後の麻生内閣支持率は急落

 11月28日に行われた党首討論を経た後の世論調査結果は、麻生内閣にとっては厳しいものとなった。
 麻生首相は「政局より経済対策」として、第1次補正のあと追加経済対策を発表し、「ポイントはスピード」と明言しておきながら、党首討論でどうして第2次補正を臨時国会に提出しないのかと迫られて、「第1次で十分」と答えていた。税収が確定していないとかも理由にしていた。政権しがみつきだけが存在理由になっている。「スピード」発言のときは、「年末は企業の資金繰りが大変だ」とも説明していたのにである。発言の軽きこと羽毛の如しである。
 そうした対応姿勢を踏まえての世論調査結果である。与党内からも、第2次補正提出の声も出た。予算措置の不要なものだけでも提出すべきだあると思われる。世論調査の結果は、3か月足らずで、政権は末期症状の支持率30%に到達している。

        支持する  支持しない
産経・FNN  27.5%    58.3%
日経・テレ東 31.0%    62.0%

 支持率低下には、首相の国語力も寄与しているとあって、官邸では最近、側近や事務方で、「間違ったら周囲がすかさずフォローする」とかの「失言対策マニュアル」を申し合わせたらしい。
Mas081201

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2008.11.30

マイブログ11月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による、11月中のマイブログのアクセス数は2021、同訪問者数は1716と、前月比ではアクセス数が17%増と、はじめて2千を超えた。訪問者数は12%増の1716だった。
 ページ別では、「ふしゅう」に今月も多くのアクセスがあった。「読む」だけでなく「書き直し」についても2本目の大黒柱として成長した。また、11月は筑紫哲也さんの訃報があって、06年5月の記事が見直され、グーグルの検索では高位にランクされて、多数のアクセスをいただいた。1日平均では、8位までは1件以上、「ふしゅう」は約20件。
 12月の予想では、初旬に羽生名人が「永世7冠」を達成して、アクセスが増えるのではないかと期待している。
 「設え」は06年5月、「耳垢ゴロゴロ」は07年11月の記事で、相変わらず根強い支持を集めている。

1 踏襲を「ふしゅう」と読むか
2 トップページ
3 ふしゅうを踏襲と書き直すのはいかがなものか
4 耳垢ゴロゴロ
5 マイブログ10月中のアクセス解析
6 携帯電話販売員のオペラ
7 週刊金曜日の筑紫哲也さん
8 「設え」と国語辞典
9 世界平和指数によると日本は世界で5番目に平和
10メタミドホスとジクロルボス
Mas081130


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2008.11.28

オートコールがかかってきた

 朝日新聞夕刊のシリーズ「人脈記」は、28日、「民の心を測る」として「首相も縛るオートコール」が出ていた。オートコールとは、自動的に質問する無人の調査機のことである。
 紙面で読まれていない方のために大略再現する。
 「××調査センターです。録音のお電話で失礼します」「総選挙に関心は?」「支持するのはどの候補ですか?」と続く。答えはボタンを押す。
 女性の声でコールされる。全国300万の家庭にかかってきたのは9月22日から27日にかけて。
 10人のうち9人が20秒以内に「ガチャ切り」する。でも1人は最後まで付き合う。30万人の回答が積み重なる。その結果はどうだったか?
 生データを単純に比べるなら、議席は自民党220。民主党210。だが、自民党は経験値を加味して計算しなおすと、大逆転。背筋が凍った。「解散は自重すべき」。以上が新聞紙面の概略で、そのあと開発者のエピソードが続く。
 実際に我が家も、電話帳に掲載されているから300万の1軒だった。全く新聞記事の通りだった。最初は特定候補のリサーチかと思い、1問の関心にはハイと答えた。2問目でこれでリストアップされたら困ると思い、「ガチャ切り」した。 
 新聞によれば、この結果は自民党選対委員長には伝えた(首相には届いたハズとしている)。これで政府が必死で延命策を講じている根拠が明らかになった。次にかかってきたら、反対のことを答えてやろうか。
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2008.11.27

犬仇討か元厚生事務次官宅連続殺傷事件

 18日に元厚生事務次官宅連続殺傷事件が発生し、テロへの懸念が各方面で高まっていたところ、22日に「事務次官を殺した」とする小泉容疑者(銃刀法違反)が、管轄外の警視庁に出頭した。持参した血痕つきのナイフは、被害者のDNA型は一致しているとされる。
 不可思議なのは、犯行の動機である。34年前に自分の愛犬が保険所に処分されたことを挙げているが、常人には理解できない理由である。秋葉原無差別殺傷事件と同様に、時代の閉塞感から発生した現象だろうか。
 あまりにも突飛な動機に、別に犯人がいて小泉容疑者は替玉ではないかの疑念が残る。そのいくつかの理由。
 ▼犯人は右利きと発表されていたが、左利き(供述も然り)。
 ▼スニーカーのサイズは25~26であるが、本人は27センチ。
 ▼住民票持参で出頭(本人確認のためとか=異常)。
 事件は、テロではないとの方向に向かいつつあるが、いかなる動機であっても、殺傷により自己目的を達成しようとする風潮は許されない。真相や動機の究明と、再発防止を求めたい。 
Mas081127


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2008.11.25

イル・ディーヴォのニュー・アルバム「プロミス」を聴く

 イル・ディーヴォのニュー・アルバム「プロミス」国内盤が、11月26日発売となっていたが、アマゾンで予約していたら25日に到着した。このアルバムは、既に英国、スペイン、オランダ、ポルトガルなどでチャート1位を記録しているとのこと。
 サードアルバム「オールウェイズ」が06年だったから、満を持して2年ぶりの発表である。日本には07年1月に初来日公演し好評を博した。同年11月にはアルマーニ・ジャパン(銀座開店)のイベント出演でも来日している。前者はテレビ放送はなかったと思っているが、後者はジョルジオ・アルマーニの精力的な活動について長時間放送があった(その中でちょこっとイル・ディーヴォが出ていた)。
 4名の内にテノールとバリトンのオペラ歌手を擁し、若いイケメンがアルマーニのスーツに身を包み思いっきり歌うのは、全世界で人気を得るのは当然と思われる(ミキサーによる音響操作が気になる方もいるかもしれないが、演出は劇的)。
 初回限定版で、DVDにより3曲のおまけがあった。クロアチアのプーラ円形劇場での収録であるが、ローマ遺跡の素晴らしさを窺わせるほか、アメイジング・グレイスでバグパイプ演奏も印象的だった。
Mas081125


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2008.11.24

「九条の会」第3回全国交流集会に参加して

 振替休日の24日、著名9氏が呼びかけて結成された「九条の会」の第3回全国交流集会が、日本教育会館で開催された。第1回は参加しなかったが、第2回に引き続いて参加した。北海道から九州まで、全国から9百人以上が集まり盛況だった。憲法や九条には、戦時下や戦後の苦難を経験した人たちが多く集い、元気な年配者が主流と思われる集会になっていた。
 「九条の会」は2004年6月に発足したが、4年余の経過の中で、全国では7294の草の根「九条の会」が活動しているとのこと。08年の世論調査(読売)で初めて「憲法守れ」が「改憲」を上回ったことに、影響を及ぼしていることは間違いないと思われる。
 当初呼びかけた9氏のうち、4氏が参加し「挨拶」が行われた。それぞれに興味深い内容であったが、奥平さんの発言に納得するものがあった。それは、田母神元空幕長発言に対して、政府高官は政府方針と違えてはいけないとの論理は、来る10年の改憲投票法に際して、公務員は政府意見を逸脱してはならないとして多くの公務員が束縛される問題に繋がりかねないとする指摘だった。
 往時の友人に出合ったのも嬉しいことだった。
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2008.11.23

秋に咲くサクラ

 先日、新宿御苑に行ったら、小さなサクラが1本、寒空の下で狂い咲きしていた。時々みかける風景なのだが、つい地球温暖化に結び付けて考えてしまいそう。
 そうこうしているところへ、下記のメールが友人から届いたので、本日、現地に行ってみた。寒気が加わりかなり落花していたが、それでも大きな桜が数本も開花しているのは、なかなかのものだった。テレビにも出るほどだから立派というほかなかった。

<メール>先月気づいたのですが、世田谷区新町2丁目に何本かの桜があり、秋なのに花を咲かせていました。サトザクラと表示がありました。
 「秋は長いこと咲いている」「春と秋の2回咲いている」「秋に咲くときと咲かないときがある」「春は咲かない」など、地域の人のいうこともまちまちです。
 ヤマザクラに似ていてソメイヨシノとは違ったいい趣があります。写真(11月撮影)を添付します。きょう、通りがかりの人に聞くと、「テレビも撮りにきますよ」とのこと。インターネットで調べてみるとサクラには春と秋の年2回咲くものがあるようです。

Mas081123


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2008.11.22

補正予算成立も避けまくり国民そっちのけの延命作戦

 首相は「政局より政策」の大義名分を掲げて、10月30日に景気対策を決定したまま、完全なサボタージュに移行し、ついに民主党から景気対策を具体化する補正予算の臨時国会提出をと迫られたが、今度はあの人は信用できないからとして、政局には政局で応えることとなった。結局は、厳しい国民生活に何らの手を打つことなく、徒に延命工作だけを継続している(与党内部からも補正の年内成立を促されるている)。
 最近では、首相の口軽症状が頻発して「医師には社会的常識の欠落している人多い」とか、幼稚園の父母会全国大会で、「親がよろしくない」とかの常識はずれの挨拶をするなど、支離滅裂状態が続いている。政権末期症状ともいえる。
 先日、参院委員会の動画を見ていたら、「首相は毎週20冊マンガを読む(見る?)」とか、デリバティブの難しい本を読むつなぎに「週3~4冊にしては」と質問されていた。これじゃあ漫画脳になってしまうのは間違いない。
 この間、収集した首相の読めない漢字一覧追加。
 参画→ さんが
 完遂→ かんつい
 暴露→ ぼうろ 
 出納→ しゅつのう
 怪我→ かいが
 詰めて→ つめめて 
 物見遊山→ ものみゆうざん
 偽装請負→ ぎそううけあい
 所信表明→ しょとくひょうめい
Mas081122


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2008.11.21

りそな年金裁判第2回控訴審を傍聴して

 さる19日、東京高裁でりそな年金裁判第2回控訴審が開廷されたので、傍聴した。厚生年金保険法による年金減額裁判は史上初であることから、関心も高く、傍聴席はほぼ満席だった。
 東京地裁の第1審は、行政処分的に、年金減額は有効で原告敗訴となっていたが、控訴審では、裁判所が法理的に踏み込んで解明しようとする方向がうかがわれた。第1回控訴審(08/09)では、主として被控訴人に対し、4項目の「釈明事項」が裁判長から求められており、双方から準備書面により見解が明らかにされていた。
 控訴人は、厚生年金は契約であり、基本部分は134条で裁定され、加算部分は就業規則による。合わせて行政処分とされる。また、減額のご案内は、169条の不服申立の教示がないなど通知に該当しないと述べている。
 被控訴人は、厚労省認可の処分があれば、新たに通知は要さない。厚年法は私法から影響を受けないとしている(以上は個人的メモで不十分かも知れない)。
 裁判長から、53号証(多分通知)が漏れているが、被控訴人の考えはいかにと訊いたが即答がなく、12月5日までに回答することとなった。次回(第3回)控訴審は12月22日で結審する。
 控訴人側に有利な展開で裁判が経過しているように思ったが、弁護人によれば、勝訴敗訴のほか第3の道も考えられると言う。この間、10月に神戸港湾の年金訴訟で減額無効の原告勝訴(最高裁は上告棄却)があった。
 厚生年金の加入者は、5百万人を数え、共済年金も吸収かと言われるなど老齢年金の有力な柱であるだけに、安易な減額はあってはならないと思っている。
Mas081121


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2008.11.20

「ひき逃げ」「酒気帯び」運転が頻発している

 このところひき逃げ事件のニュースが頻発している。その中でも、16日に富田林市(大阪府)で発生した事件は、酒気帯び運転で事故発生のあと、自覚のないまま5キロも引きずり、それが原因で死亡事故となっている。
 ひき逃げや酒気帯び運転でニュースを検索するとザザッーと出てくる。甲府では酒気帯び運転容疑によりトラック運転手逮捕、長岡市(新潟県)では酒気帯び・ひき逃げの容疑で逮捕、江別市(北海道)では酒気帯び無免許で逮捕。坂戸市(埼玉県)では酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕、とどめは警視庁の警視が酒酔い運転容疑で現行犯逮捕されている。
 ひき逃げが多くなったように思えるが、これは酒気帯び運転が厳罰化されたことによるのではないだろうか。酒気帯びのダンプが乗用車に追突し、後部座席の幼児2名が死亡した痛ましい事件から、厳罰化が取り上げられたと記憶しているが、あの運転手は4年の刑期でもう出所している(テレビでバッチリ酒酔い具合も見た)。
 事故発生は通報が第1で、「あっ酒気帯びは厳罰」と閃いて「逃げる」となる。ここはひき逃げもさらに厳罰化して、「あっひき逃げはさらに厳罰!」と想起させる。冒頭の富田林市の事故などは明らかに未必の殺人行為である。刑法で裁いてもらいたい。
Mas081120


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2008.11.19

厚労省叩きに報復と言うトヨタの奥田発言

 首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上、奥田碩座長(トヨタ自動車相談役)は、テレビなどメディアのあり方について、厚労省叩きに不満を爆発させた(12日)。
 「朝から晩まで年金や保険のことで、厚労省叩きをやっている」「マスコミに報復してやろうか」「スポンサー降りてやろうか」。
 反論したのは、浅野元厚労省官僚、「貶したらスポンサーを降りるというのは言い過ぎ」と、ここまでは新聞にも報道された。
 アエラ(11/24号)によると、会議後、記者たちに囲まれて「久米宏のときは自民党が怒って広告をやめるよう大企業に圧力をかけてきた」と内幕をバラした。「広告宣伝費を切り詰めている」(減益だから)、(テレビ局をさして)「自分で自分の首を絞めている」と述べた。
 これが現実と言うべきか、トヨタの大物が悪びれずに言うところはメディアとしては反論すべきではないだろうか。国民としてはトヨタをボイコットするしかない。
 言論の自由が、財力で左右されたり、田母神元空爆長のようにシビリアンコントロールが侵されるのは大変危険な兆候と言うべきではあるまいか。
Mas081119


 

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2008.11.18

元厚生事務次官が2人も狙われたた殺人事件

 本日夕刊に、さいたま市で元厚生事務次官と同夫人が殺害されるニュースが出ていた。自宅玄関で刺され、室内を物色した形跡もないので怨恨かと言われている。この時点では身内も疑われるかなと思っていた。
 同日夜になって、ネットニュース(テレビも放送)で知ったが、東京都中野区で別の元厚生事務次官の夫人が、宅配便を装った男に同じく玄関先で刺された。こちらは重傷にとどまった模様。
 2つの事件は、距離的にも近く、狙われた人物の経歴が似ていること。凶器が刃物、自宅玄関など共通する点があり、警察庁では「連続テロの可能性がある」と見ている。
 目下、厚生労働省は年金問題で大揺れに揺れており、役所の内外で恨みが渦巻いているのは想像できる。もしテロだったら、退官した老人をターゲットにするのは卑怯というほかない。それ以上に大きな事件を隠ぺいするための、仕組まれた「テロ」でもあるかも知れない。
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<続報>
 19日、厚労省の前を通ったら異常な警戒ぶりだった。連れてマスコミ報道も。


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2008.11.17

首相の支持率低下と漢字読めない(KY)率の上昇

 17日夜、麻生首相と民主党小沢代表の党首会談が、民主党側の申し入れにより、首相官邸で開催された。
 政局より政策、選挙より景気と言って支持率の上がらない首相が、解散総選挙を避けまくる状況に対して、民主党は、第2次補正予算案の提出を求めた。「補正」を口実に「特措法」や「金融強化」の成立を揺さぶったことになる。これはもうどっちもどっちの政局であり、間違いのないのは、国会の会期延長が避けられないことだ。
 こうした状況のもと、最近の世論調査で、内閣支持率は下がりっぱなしである。フジテレビの世論調査(13日)で、麻生内閣の支持率は32.6%(前回比9.8ポイント減)、ANNの世論調査では、29.6%まで落ち込んだ。
 当然、不支持率は上昇しているが、それと同一歩調を取るかのように、首相の漢字誤読率も上昇中。2代前の首相は「KY」空気読めないであったが、今の首相は漢字読めない「KY」である。
 最近収集した事例は次の通り。
 1.思惑→ しわく
 2.低迷→ ていまい
 3.破綻 → はじょう
 4.焦眉 → しゅうび
 5.実体経済 → じつぶつけいざい
 6.順風満帆 → じゅんぽうまんぽ
 5は老眼による単なる誤読の可能性もあり、6はよく「じゅんぷうまんぽ」と誤読されるが首相の場合「ぽう&ぽ」2か所で誤読している稀有(きゆうと読むかも)な例。「ふしゅう」の場合、昨年も含めて3度も誤読しており確信犯であるが、その他は学習して再現がないかどうか興味が湧いてくる。
Mas081117


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2008.11.13

首相は「はんざつ」「みぞゆう」と漢字の誤読を連発

 12日、麻生首相は母校の学習院大学で開かれた「日中青少年歌合戦」での挨拶で、「頻繁」を「はんざつ」と言い間違えた。日中韓首脳会談について「1年のうちにこれだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは過去に例がない」と語った。さらに、今年5月の四川大地震に関して「未曽有の自然災害」を「みぞゆう」と読み誤った。1回の挨拶で2度の誤りを連発した。
 頻繁は読めなかったと思われる。繁茂のはんがあるので、テキトーに読み替えたとしか考えられない。煩雑の意味も理解せずに、口から出てしまったもので二重に理解不足が認められる。外交の席上の出来事だったら大変なことになる。
 未曾有は、有無のときも「ゆうむ」としているから、「う」一音で読むことがあるという認識が、脳内に存在しないものと思われる。多分、稀有は「きゆう」とか読むものと思われる。
 テレビで「踏襲」「頻繁」「未曾有」を、現役学習院大生に質問したら、全部読めない学生もいた。従って同大学のOBである首相は、決して桁はずれではないことがハッキリした。これも「ゆとり教育」の問題?首相のころはそうでもなかったハズである。
 迷言を追跡し始めるとキリがないような気がする。こんな認識で政治が運営されているのかと思うとヤリ切れない気分になる。
Mas081113


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2008.11.12

迷走した定額給付金と「ふしゅう」

 迷走を繰り返した政府与党の定額給付金は、支給額は1人当たり1万2千円とし、高齢者と子どもには8千円を加算する。総額は約1兆96百億円と言われている。実施については、補正予算成立後で、支給は年度内で来年3月ごろとなる見込み。問題になっていた高額所得者の排除(辞退)は、市町村任せの丸投げとなった。
 また、実施時期について、麻生首相は年内と述べたらしく、記者たちは忖度して年度内支給と報道した模様。若しかしたら首相は、年内と年度内の区別もつかないのではとの憶測もある。
 この結果、「給付金をバラ撒いて」「支持率を上げ」「解散総選挙」となることから、衆院解散は3月以降となる可能性が大きくなった。段取りを固め予算措置を確定した時点での解散もあり得るが、自民幹事長も「1月はなくもう少し遅れる」と発言した。
 この定額給付金は、定額減税の発想から「追加経済政策の目玉」として策定されたものであったが、多くの世論調査で「必要な政策と思わない」が多数派となっている(朝日63%、共同58%、NNN57%)。3年後の消費税増税とセットになっており、究極のバラマキ政策、政府与党による買収政策と言われているのも当然。

 「ふしゅう」に関して、12日のぶら下がり記者会見。
 「村山談話のトウシュウ(踏襲)」というところをフシュウと読まれたり、今日の日中青少年友好交流年閉幕式でも「交流が頻繁(ヒンパン)」を「煩雑(ハンザツ)」と読まれたり、最近読み間違いが多い印象があるが。
 「ん、そうですか? 単なる読み間違い。もしくは勘違い。はい」だった。
Mas081112


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2008.11.11

ふしゅうを踏襲と書き直すのはいかがなものか

 10月15日の参院予算委員会で、麻生首相は慰安婦問題に関して、93年の河野官房長官談話を「ふしゅうする」と答えた。この件について18日のマイブログで「踏襲をふしゅうと読むか」とアップしたところ、アクセスが好調で10月中のトップ記事となった。
 11月も中旬となり、ようやく下火になったかなと思っていたら、昨日あたりからまた盛り返してきた。ニュースで検索してみると、11月7日の参院本会議で、再び95年の村山首相談話を「ふしゅうする」答弁したらしい。外相だった07年にも、河野談話を「ふしゅうする」と答えた。
 新聞報道によれば、10月15日の「ふしゅう」は外務省に問い合わせ、11月7日は内閣総務官室に確認し、いずれも「ふしゅうは踏襲」と参院事務局は議事録を直した。これって公文書偽造になるのではないかと思ってしまう。
 裸の王様だから、だれも注意しないのだろうか。いちど正面から「その回答は日本語ではない」とやってみたらどうか。
 ネットには、「あそう読み」というのが出ている。ふしゅう(踏襲)、ようさい(詳細)、まえば(前場)、しょち(措置)、ゆうむ(有無)などである。世のお母さんたちに「マンガの害毒」を知らしめているようにも思える。マンガばかりでも、パソコンを操作してみると変換ができないことに気づくのだけど。

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2008.11.09

プロ野球「西武」4年ぶりの日本一おめでとう

 プロ野球の日本シリーズは9日、第7戦(東京ドーム)が行われ、西武3-2巨人で西武が4年ぶり13度目の日本一となった。このシリーズずっーと巨人が先行し、西武が常に追いつくパターンであったが(除く第1戦)、西武は最終戦で勝ち越した。
 テレビ観戦は第7戦の9回オモテ・ウラだけであった。第6戦までは、すべて新聞記事で納得していた。ことほど左様にプロ野球のテレビ観戦は少なくなり、年間を通してみれば大リーグの方が多いように思える。
 西武日本一の結果からみると、渡辺新監督の力量を褒め称えなくてはならない。年間を通して選手の活躍に恵まれたと見ることもできるが、打線はノビノビ野球で、三振が多くても本塁打が出ればいいとするかの様な采配であったり、シリーズ第7戦で投手総動員を見せるなど、気の利いた選手起用であったと思っている。台湾などで苦労を重ねた結果ではないだろうか。
 原監督で言えば、WBCの日本監督が重荷あるいは再考があってもいいのではないかと思える。その点では、巨人ファンではないが、本年は日本一になって欲しかった。でないと、なぜ原監督はWBC日本監督に決まったのか曖昧になる。まっ13年のWBC日本監督はパリーグ優勝監督にするか。
Mas081109


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2008.11.08

ブレまくる麻生首相とその内閣

 公明党主導による総額約2兆円の定額給付金の支給対象をめぐって、所得制限をするのかしないのか、首相や閣僚の発言はバラバラで、迷走する政府がくっきり浮かび上がる。
 これはひとえに首相の見識のなさが影響している。当初「全所帯対象」を明言しておきながら、経済財政相が「高額所得世帯が受給するのはおかしい」と発言したら、あっさり「オレが貰えるのはおかしい」とかなんと言って追随してしまった。
 アトは自主申告だとか、データがないとか、辞退を期待など際限のない議論が続く。全所帯にして、高額所得者には後刻、税金で徴収したらどうかと提案したくなる(絶対あり得ない)。
 ブレまくりでありながら、首相は「ずっと同じことしか言ってない」と記者会見で述べたそうだ。混迷している事態を全く把握していないと言うほかない。これなら10年ほど前の地域振興券(お買い物券)の方がスッキリしている。
 なにせこの首相、踏襲は「ふしゅう」、詳細は「ようさい」、前場は「まえば」で済ませているんだから、ジョーシキを超えている。
Mas081108


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2008.11.07

株価は乱高下するもジェイコム男は依然健在

 株式の誤発注事件で、瞬時に20億円の荒稼ぎをした「ジェイコム男」は、株価乱高下の中でも業績をのばしており、1日で12億円を稼いだとの週刊誌記事があったので、立読みしてしまった。10月28日、日経平均株価は6994円を記録したが、7100円時点で買いを入れ、リバウンドした8200円時点で売って12億円を稼いだそうである。しかし、リーマンショックでは7億円の損を出している。底値や最高値でないところに機敏さを見る。
 学生時代の元金160万円が200億円を超え、この株価乱高下の中でも資産増殖中であるのは立派というほかない。
 本日(7日)株価は、前日から続落し8千円台半ばまで下落した。100年に1度の金融危機に、ソニーやトヨタなど減益が報じられ、企業業績の悪化が株価低迷に拍車をかける(本日トヨタ株はストップ安)。バブル後最安値を再び記録するかもしれない。評論家によれば5千円台もあると言う。
 マネーゲームにハマっている人たちは、休まる暇もないだろうと思うほどタイヘンだ。
Mas081107

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2008.11.05

オバマは反戦派ではない

 米大統領選は4日、全米各州で投開票され、民主党のバラク・オバマ候補が「チェンジ」を掲げ、相手候補を大差で破って勝利、米国史上初のアフリカ系(黒人)大統領が来年1月20日に実現する。4~50年前は、黒人差別とアパルトヘイトの国で成し遂げられた快挙と言うほかない。
 ブッシュ政権の強硬路線から脱皮してほしい期待で、オバマ「新」大統領を反戦派と受け取りたい気持ちは分からないでもないが、ブッシュ政策とは大きな違いはないと、本人も言っているように激変は考えられない。
 ただ、イラク開戦当時、反戦デモの先頭に立っていた(これが対ヒラリーの勝因)ことが、オバマの燦然たる勲章で、このイメージが大きい。
 また、「就任後16カ月以内の戦闘部隊撤退」がウリとなっているが、これとても駐留は否定せず、イラク撤退と引き換えにアフガン増派を発言しているから口先だけの反戦の感は否めない。
 そのほか、イラク参戦したブッシュの戦争予算には反対したことはなく、副大統領には、イラク開戦派のバイデン氏を選んでいることなど、中東を制圧して世界支配を達成しようとする軍産複合体政府は引き継がれると思っている。
 このたびの大統領選で国民が意識した争点は、「経済」が圧倒的で、金融危機に際し、巨大金融機関に資金投入するのなら国民にこそ注入すべきでありと考えており、富裕層優遇のブッシュ政権と異なる措置があるかも知れない(これもカミカゼだった)点は、若干期待できる。
 オバマは決して反戦派ではなく、有体に言えば、テロのターゲットになることを日本国民として危惧する。
Mas081105


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2008.10.31

マイブログ10月中のアクセス解析

 プロバイダの解析による10月中のマイブログのアクセス数は1721、同訪問者数は1423と、今月は、アップ数が減少したこともあって、アクセス数は前月比微減となった。
 ページ別では、「ふしゅう」が今月の稼ぎ頭だった。グーグルの検索では高位にランクされていた。「我が窮状」は前月のトップから引き続き好調を持続している。11月にはBS-NHKで放送があるようなので、また期待できる。「加勢大周大麻事件」は、新町2丁目の検索ワードが多かったことから、ご近所のアクセスかも知れない。
 「設え」は06年5月、「耳垢ゴロゴロ」は07年11月の記事であるが、相変わらず健闘している。

1 トップページ
2 踏襲を「ふしゅう」と読むか
3 耳垢ゴロゴロ
4 文化・芸術
5 還暦に憲法を歌う「我が窮状」沢田研二
6 携帯電話販売員のオペラ
7 米兵犯罪の裁判放棄に関する密約が明らかに
8 ノーベル賞の4名受賞に沸いているけれど
8 米大統領選のオバマ候補に「ブラッドリー効果」はない
10「設え」と国語辞典
10 加勢大周容疑者は自宅で大麻を栽培中に逮捕された
Mas081031


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2008.10.28

グリーンスパンとサミュエルソン

 グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、06年1月まで18年余の議長在任中は「マエストロ(巨匠)」と呼ばれ、政策手腕を高く評価されてきたが、23日、このたびの金融危機に関し、下院公聴会で、金融機関への規制・監督について「過ちを犯した」と述べた。
 「FRBはサブプライム絡みの融資過熱を止める権限を持ちながら行使しなかった」に対し、金融機関のリスク管理で、自主規制が働くと考えていたフシがある。金融機関が予想以上に危険な取引に走り、規制強化が後手に回ったとしているが、金融機関は利益拡大のチキンレースを展開しており、相手が停止するまでは、自分は止められないレースを行っていることを理解しなければならない。
 レーサーが事故死するのはやむを得ないとしても、ギャラリーが巻き添えを食らい、一般市民まで大被害を被るのは大問題だと思っている。ここには大恐慌を招いたフーバーの再来(時代の進歩で様相は若干異なる)を見る。
 そしてポール・サミュエルソン名誉教授の登場である(10/25朝日)。このたびの金融危機は「規制緩和と金融工学が元凶」「ブッシュ政権の市場への監督・規制が甘すぎ」が問題とされている。良い規制緩和と悪い規制緩和があることを理解する必要があると思っているが、億万長者にだけ優しい規制緩和だった。
 最後に、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で呼びかけた「金融機関への規制・監督の強化」を盛り込んだ特別声明は、あまり具体的ではないが重要(10/25)。
Mas081028

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2008.10.24

米兵犯罪の裁判放棄に関する密約が明らかに

 日本に駐留する米兵らによる事件について日米両政府が1953年10月、「日本にとって著しく重要と考えられる事件以外は1次裁判権を行使するつもりがない」との密約を交わしていたことを裏付ける文書が明らかになった。国際問題研究者の新原昭治さん(77)が23日、米国立公文書館で見つけた機密文書を公表した。日本政府は、こうした合意や密約を否定している。(毎日JPニュース)

 このニュースいまのところ「毎日」と「赤旗」しか報道していない。赤旗は、より長くサイトにアップしておくだろうけど、毎日はそのうち削除すると思われる。
 当時、米国側は、暴露されれば大きな批判を受けるので、公開を主張したが、日本側は、それは論外で、秘密取り決めのみ受託できる形式だとした。23日、当然のことながら官房長官は、「密約は不存在」と述べた。60年の日本への核持ち込みを容認した「核密約」が00年に明らかになった時は、米側が認めたにもかかわらず、それでも否定した(このときは外務省漏洩事件もある)。
 これでNATO並みになったとする中で、全面占領下と変わらない卑屈な密約であることがよく分かる。このたびの密約を公表した席で、裁判放棄率の日英比較が明らかにされているので、参考までに。
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<画像は上掲サイトから>

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2008.10.23

麻生首相は安全を理由に連夜の高級店通い

 麻生首相は、就任1か月で夜の会合は32回。まっすぐ自宅に帰ったのは、僅か4日だけらしい。連日、高級店で会食し、会員制バーなどに出かけている。
 これを記者団に質問されて逆ギレした。「庶民の感覚とかけ離れているのでは」に対して「ホテルのバーは安全で安い」(自分は金持ちだから)「安いところへ行って営業妨害と言われたら何と答える」「いま聞いてんだよー、答えろ」とナンカさんみたいに凄んだご様子。
 結局、安いところへは行っていない(ホテルは高い)ことを自ら語っていることになる。安全と営業妨害を理由にして。その感覚が問題になっていることを理解していない。夜の会合は自らのスタイルだから、これからもふしゅう(踏襲)しますとのこと。
 19日にスーパーを視察したらしいが、15分では何も分からない。納豆や豆腐の品ぞろえと値段の関連を理解して、梨や柿の値段の相違が味に大きく左右されるところなどは、数日数店に通わねば理解できない。15分はパフォーマンスとしか思えない。
 23日夕刊は、「九州新幹線高架に欠陥材、麻生グループが問題を認識して販売」とあった。麻生首相は、同グループの元社長、現在は実弟が襲名している。
Mas081023


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2008.10.21

羽生の7冠再達成はやや遠のくもまずは永世7冠を

 将棋の渡辺明竜王に羽生善治4冠(名人、棋聖、王将、王座)が挑戦する21期竜王戦7番勝負の第1局が18日からパリのル・メリディアン・エトワールで行われ、19日午後6時15分(日本時間20日午前1時15分)、羽生が先勝した。パリでも対局が行われるのは知らなかった。パリにも愛好家がいるんだと思った。
 今期の竜王戦は、史上初の永世竜王(5連覇または通算7期)の称号が懸けられている。渡辺明竜王(この人も中学生プロ)は5連覇を狙い、羽生善治4冠は通算でそれぞれ永世竜王を目指す。しかも羽生善治4冠は5冠になると同時に、永世竜王となれば永世7冠が達成できる。前人未到の永世7冠(永世8冠の称号は存在しない)の実現を祈願する。
 羽生の場合、49期王位戦で1勝3敗からタイにまで持ち込んだが、9月26日に王位戦は敗退し7冠再達成は、次期王位戦まで遠のいた。まずはこの竜王戦で永世7冠を確保し、7冠再達成のリスタートとしてほしい。棋士は40歳から下り坂らしいから最後のチャンスかも知れない。
Mas081021


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2008.10.20

WBC監督問題でのイチロー発言

 マリナーズのイチローが、第2回WBC大会の日本代表監督選出問題で、「現役監督では困難」とするWBC体制検討会議の見解に、否定的な考え表明した。全く同感である。また、惨敗した北京五輪の結果から、WBCをリベンジの場ととらえているとしたら誰のためのWBC大会なのかという気がしてくる。
 大方の流れは、北京五輪の星野監督が有力(王監督がベストなのだが健康を理由に辞退)になっていて、それについてのイチロー発言であると思っているが、星野監督は強気だけが特徴で、束ねるという点では、北京五輪の結果がそれを物語っている。若しかしたらこのイチロー発言は自らが辞退するための伏線かもしれない(年齢や記録などを考えればそれがベター)。
 イチロー発言をきっかけに「日本一チームの監督で」との発想もあるらしい。外国人監督もまたいいのではないだろうか、すでにサッカーは、代表監督は外国人が続出している。もともとこのWBCは、サッカーのW杯を模して企画されていると思うが、野球はまだそれほど普遍性がなく、真剣に取り組めば米国が世界一になることは間違いない。シーズンオフにまじめに取り組むほどのものではないと思うのだが。だったら「現役監督外し」でもいいか。
Mas081020


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2008.10.19

この「YOMIURI ONLINE」ニュースは?

 18日のこのニュース「読売新聞」だけだけど、ちょっと気になる。
 『何かが起きた?北朝鮮が在外公館に「禁足令」』
 北朝鮮が、世界各地の大使館など在外公館に対し、職員の出張を控え、本国の「重要発表」に備えるよう命じる「禁足令」を出していることが17日、分かった。
 複数の関係者が明らかにした。数日以内に発令されたと見られる。関係者の間では重要発表について、「南北関係か、金正日(キムジョンイル)総書記の健康関連の話ではないか」との見方が出ている。

 金正日総書記が9月9日の建国60年記念行事に姿を見せなかったことなどから、重病説も流れているだけに、「後継者の発表」とか「クーデターによる政変」など想像に難くない。防衛省筋では「軍事的動きは見られない」ものの「20日に重大情報の表明」との情報もあるらしい。ややこしい問題でなければいいが。 

Mas081019


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2008.10.18

踏襲を「ふしゅう」と読むか

 10月15日、参院予算委で福島瑞穂(社民)議員の「慰安婦」質問に対して、麻生首相は「河野官房長官談話を踏襲している」と答えるところ、「ふしゅうしている」と答えた。質問者の呆気にとられた表情とともに、なかなかに印象的であった。
 舞踏会は舞いふ会とでも読むのだろうか。戦後間もないころ、追加予算をオイカ予算と読み間違えて、歴史上の迷発言として残っていると思うが、それに匹敵するのではないか。総選挙の得票にすれば何万票かの損失ではないのかと思っている。
 動画を見ていただけば分かるとおり、官僚から歴代政府のスタンスをペーパーで示されて、作文を朗読したが、中身を全く理解しないで読まされている感じ。これでは官僚が政府を握っていると評されても仕方がない光景だった。
 誰にでも間違いはあるものだから、揚げ足取り的な発言は控えたいが、レベルの問題である。「踏襲」は、今では中学入試に出る問題ではないだろうか、つまりは小学生の取り組む問題のように思える。
 テレビでは、昨今クイズ番組が隆盛を極めていて、その中でナントカキャラが重要な役割を占めている。それに近いキャラかと思った。漫画本愛好家のはしなくも露出した一面かとも考えた。
 麻生首相は、口を開けば日本経済を評して「全治3年」と言っている。普通全治3年は「慢性症状」であり、首相の場合、02年からそれを発言しているところを見れば、いつまでたっても追いつけない(実現することのない)夢物語を語っていることになるのではないだろうか。
Mas081018

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2008.10.17

米大統領選のオバマ候補に「ブラッドリー効果」はない

 米大統領選は、共和党のマケイン候補と民主党オバマ候補の両上院議員による全3回の討論会が15日に終了した。テレビ討論会の結果は、オバマ候補優位が続き3連勝と言われている。11月4日の投票まで3週間を切った選挙戦は、最終盤に突入する。
 アフリカ系アメリカ人が史上初の米国大統領になる日は近いが、ここへきて「ブラッドリー効果」がチラホラ囁かれている。詳しくはウィキペディアを参照していただくとして、根強い人種偏見を心配する傾向である。特に在米の芥川賞作家米谷ふみ子さんの発言が気になった。
 しかしこの「ブラッドリー効果」も、最近の現象ではなく、世論調査で10%のリードを奪っている状況からすれば問題はないと思っている。また、マケイン候補の場合、金融危機で現政権を擁護する立場であり、年齢的にも最高齢大統領になるほどの器量もなく、女性副大統領候補も不評である。
 何しろオバマ候補の場合「イラク戦争」を終始反対していたことは特筆もの(これでヒラリー候補を打ち負かした)。まあ、イラク撤退だけど、アフガン増強だから誉めた物ではないが。
 史上初のアフリカ系アメリカ人米国大統領の誕生を切望する。恐るべきはやっぱりテロかも知れない。
Mas081017_2


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2008.10.16

中国製冷凍インゲンからジクロルボス検出

 15日、八王子市のスーパー「イトーヨーカドー」で中国製の冷凍インゲンを購入した主婦が、自宅で調理中に味見したところ、口の周りにしびれなどが発生。一時入院した。残っていたインゲンからは有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が国の基準(0.2PPM)の3万45百倍に当たる69千PPMが検出された。人為的に混入された疑いが濃厚。
 1月に中国製の冷凍ギョーザ事件が発生し、日中で中傷合戦があり、製造工場で再発があって、製造工場で混入したことが確定したが、容疑者特定には至っていない。このときは農薬メタミドホスが原因だった(福島県でジクロルボスが、仙台市でパラチオンが検出されたがニュースになったどうか)。
 今回の場合、段ボールには異常なく、最終施封後スーパーまでは開封しておらず、冷凍後から袋詰めされるまでの過程で混入の可能性が高く、日本側では開封後、注射器等で注入も考えられる。全商品を回収したそうだから、同じロット番号のものを、集中的に全量検査すればいいのではないだろうか。
 消費者の立場からは、中国産を敬遠することになるが、国内産にしても「産地偽装」「賞味期限改ざん」「中身偽装」などがあって、完全防備は至難である。法令違反は厳罰にして貰うしかないか。 
Mas081016


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2008.10.12

失敗が許されないほど巨大なものは存在も許されない

 米国のマイケル・ムーア映画監督が、今回の米国金融危機と米議会で可決された修正金融安定化法に関連して告発したコメント。毒舌調で、無理矢理10項目にした感も否めないが、善良な市民として同意できる面が多い。彼のメーリングリストにも流された(ちきゅう座)。

◆1.ウオール街で、承知の上で今回の危機到来に加担した者を犯罪者として起訴するため、特別検察官を任命せよ
◆2.救済経費は富裕者が自ら負担すべきである
◆3.緊急救済すべきは住居を失う人々だ。8つ目の住宅を建設する連中ではない
◆4.あんた達の銀行や会社が我々からの「救済金」を少しでも受け取れば、我々はあんた達の主人だ
◆5.規制は全て回復しなければならない。レーガン革命は死んだ
◆6.失敗が許されないほど巨大なものは存在も許されない
◆7.いかなる会社重役も、従業員の平均賃金の40倍を超える報酬を受け取ってはならず、会社のための労働への妥当な給与以外にはいかなる「落下傘」(訳注:墜落する企業から退散する時の巨額の退職金など)も受け取ってはならない
◆8.連邦預金保険公社を強化して、国民の預貯金にとどまらず年金と住宅の保護のモデルとせよ
◆9.深呼吸をし、落ち着いて、恐怖に日々を支配させないことが誰にも必要だ
◆10.民衆の「国民銀行」を作ろう

Mas081012


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2008.10.11

公的資金投入には牢屋入りを必定に

 10日、大和生命が債務超過から経営破綻した。サブプライムローン問題による国際金融市場の混乱から、日本の金融機関が破綻したのは初めて。その10日夜、G7(主要7か国財務相・中央銀行総裁会議)は、公的資金による金融機関への資本注入などを柱とした5項目の対策を盛り込んだ「行動計画」を発表した。
 11日、米自動車大手GMとクライスラーが合併交渉。フォードがマツダ株売却を検討とのニュースも加わり、金融不安から実体経済まで影響が出始めている。
 化け物のような巨人たちが、リング内でファイトしているのは自由だが、大きすぎてダウンした時に、少なからずリング外の国民に影響があることが問題。大きすぎてここはもう国家による救済しかないのならば、公的資金の投入もやむを得ないものと理解してはいるが、年収数十億円の経営者たちが、国民の税金で救済されるのは許せないとする気持ちは理解できるので、ここは責任者には「私財没収」と「牢屋に入る」を必須とするべきと思っている。米議会は約70兆円の公的資金投入を柱とする金融安定化法を成立させたが、始動していないのはこの細部が固まっていないからだと信じる(甘いか)。
 かねてから「牢屋」を意識していたら、映画のマイケル・ムーア監督が「金融危機加担者を犯罪者として起訴せよ」を含む10項目の告発状を明らかにしている(ちきゅう座)。
 日本は11日から3連休に入ったが、欧米の後から市場が開かれる。もうこれで下げ止まりとする理由が、なかなか見つからないから、連休明けはさらに株価下落の予感。
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2008.10.10

ノーベル賞の4名受賞に沸いているけれど

 7日に、南部・小林・益川の3氏がノーベル物理学賞を受賞した。翌8日、ノーベル化学賞に下村氏が受賞(3氏共同)、暗い世相が続く中でパッと明るいニュースだった。4氏のうち、2氏が米国在住で所謂「頭脳流出世代」。相対的に若い2氏は日本生まれの日本育ち。
 韓国中央日報は、「2099年までに自然科学部門でノーベル賞受賞者を30人輩出することを目標に掲げている日本政府も今回のノーベル賞受賞で自信を得たことだろう」と客観的に述べていた。
 「ノーベル賞に沸いているけど」とするニュースでは、日本の政府研究開発投資は年額で米国の3~4分の1、中国の半分。その国の「科学技術力」を示す重要な指標である論文数は、主要国中第5位で、10年間の伸び率は下位に低迷している。
 そうした中、10日、小林・益川の両氏は文科相を表敬訪問し、「大学入試の選択式につき考え直すようご指導を」と見直しを要望した。共同記者会見では、「30年前の仕事」「基礎科学の発展に力を入れないとこの先結果が出ない」と述べた。「治にいて乱を忘れず」か流石。
Mas081010


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2008.10.05

加勢大周容疑者は自宅で大麻を栽培中に逮捕された

 本日夕方、最寄りのバス停から自宅へ向かう途中で、テレビ報道車に出合った。見物人は夫婦1組だった。「なんですか」「俳優さんが大麻所持らしいです」「じゃあ帰ってテレビ観ます」。自宅までの間に、日テレとフジの中継車を見かけた。
 6時台のニュースもやっていたが、NHKは7時のニュースでも取り上げた。
 テレビニュースによれば、5日、自宅に覚醒剤と大麻を隠し持っていたとして、俳優の加勢大周容疑者が、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反(いずれも所持)容疑で、現行犯逮捕された。容疑者の尿から使用反応が出たほか、自宅のクローゼットからはプランターで栽培中の大麻草25株も見つかった。
 その自宅マンション(世田谷区新町2丁目)前でテレビカメラが撮影していた。カメラはしきりと高層を狙っていた。フジのアナウンサーも見かけた。ニュースはどっぷり日は暮れていたが、目撃したのはまだ明るいうちだった。NHKの画像はさらに日の高いうちのようだった。
 グーグルアースによる航空写真では「○印」で囲ったところ。ストリートビューは、地上での画像はなかった。首都高4号線で用賀から渋谷に向かう途中、左側に広告塔のあるビル。通い慣れた人なら「アレか」と気づくはず。地上でいえば、246号線と旧道(大山街道)との合流点の直前である。
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2008.10.02

NHKには「謝り隊」がいるのだろうか

 9月10日のNHKよる7時のニュースは、自民党総裁選挙特集に電波ジャックされたかの如くであった。マイブログも取り上げたが、公共放送であるNHKのスタンスに、多くの疑問がネット上に展開されていた。
 中でも、コールセンターに電話した女性歌人に対する反応がキツかった。『はいはいはい、そんなことはっきりしてますよ、そんなことも分からないですか。わははは・・。自民党のコマーシャルですよ』(内野光子のブログ)。
 「その後」「その後どうなったか」と続いているが、NHKは3氏を派遣して対話内容をアップしたブロガーに謝罪した(探し当てるのも凄い)。件のセンター対応責任者は内部的に処分が行われるらしい。
 それにしてもこの「コマーシャル発言」は恐れ入る。常識的に見てもNHK職員が対外的にこうした発言は行わないと思っているが、確信犯的態度は、前国交相を上回る。NHKにはコールセンターにそうした人事配置をした責任がある。若しかしたら意図的だったりして(嫌気が募ってブチ切れたケースも考えられる)。
 1年以上も前に、友人がNHKに怒ったことがあった。あるお笑い系のタレントが、プールで歩行訓練している高齢者を指して「三途の川を渡る」と発言した。友人は責任者と両名で抗議したら、やっぱりNHK2氏による謝罪訪問があったとのことだった。一部始終をペーパーで貰ったので、マイブログにアップを提案したが許諾されなかった。そんな話を思い出した。NHKには謝り隊がいるのだろうか。
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2008.10.01

政治